America [Chicago]
新SNSが広げる“家庭の食卓”ネットワーク
2015.04.05
-
“外食はレストランでなく、よその家で!”と提案するSNSサイト「ミール・シェアリング」。ユーザー(無料登録)は、気取りのない家庭料理をふるまいたい人達とそんな食卓を訪れたい人達だ。
Facebookアカウントと連動したプロフィールページ、電話番号やメールアドレスで、身元と希望日時を確認できれば食事会を開催できる。メニューは主催者の価格設定(無料、もしくは平均8~12ドル)によってあらかじめ公開されたり、ゲストがリクエストすることも可能。ユニークな料理を楽しむだけでなく、食を介しての出会いや文化交流に興味を持つ人々が集っている。
参加者は写真やコメントをサイト上でシェアし、献立や食卓の雰囲気等の評価をできる仕組みで、開設から2年で世界450都市にユーザーを有するまでに成長した。三大人気エリアは、本拠地のシカゴの他、マドリード、ベルリン。海外在住日本人ユーザーによる和食の会はどの国でも人気で、予約が殺到するそうだ。
(『料理通信』2015年4月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Meal Sharing
www.mealsharing.com(対応言語:英語のみ)
text by Kuniko Yasutake / photograph by Meal Sharing
text by Kuniko Yasutake / photograph by B.NEKTAR
JOURNAL / 世界の食トレンド
JOURNAL / 世界の食トレンド