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現代社会でお酒は嗜好品としてのみならず、社交の場に不可欠な存在だ。しかし健康志向がますます高まるニューヨークでは、ノンアルコール・カクテルを出す飲食店が増えるなどの動きが目立つ。
そんな中、2019年4月にオープンした、アルコール飲料を一切置かないバー「ゲタウェイ」が話題だ。メニューにはノンアルコールのオリジナルカクテルの他、果実系ノンアル・リキュール、ティー、コーヒーなどを多彩に揃える。カクテルの一例は「リンゴとオレンジ」(13ドル)。通常のオレンジより苦味と甘味が強く凝縮された味わいのブラッドオレンジ、リンゴ果汁、ハーブ、ソーダで作る満足感のある一品だ。
店内はゆったりと落ち着いて会話を楽しめる雰囲気で、飲酒量を減らしたい、アルコール中毒から回復中、単においしい飲み物を楽しみたいなど、様々な用途のお客が来店するという。オーナーのレジーナ・デレラ氏は「なぜお酒を飲まないかを周りに説明する必要がない、新たなナイトライフが今後一般化していけばいいと願っています」と話す。
(『料理通信』2019年12月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Getaway
158 Green Street, Brooklyn, NY 11222
☎+1-929-337-6025
17:00~24:00
月曜休
https://getaway.bar
text by Akiko Katayama
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