Belgium [Bruxelles]
“ごみゼロチャレンジ”で環境問題を身近に
2020.05.11
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2019年11月21日、ベルギーの学校で、非営利団体グッドプラネット・ベルギー主催の「ごみゼロ活動」が行われた。この日生徒たちは、包装紙やペットボトルを捨てないよう、昼食は弁当箱で、飲み物は水筒に入れて持参した。
参加したのは幼稚園から高校までの769校。年齢に合わせた体験学習を通じて、ごみゼロの意識を高める指導をした。「生徒たちが徐々に弁当箱と水筒で通学するようになった。参加しなかった学校でも、炭酸飲料でなく水やジュースを、スナック菓子の代わりにホームメイドのおやつ持参を奨励している」と主催者。グッドプラネット・ベルギーは、学校教育を通じて、人間による環境破壊の実態を認識させ、持続可能な社会を作るための行動を提案・推進する役目を担う。
2019~2020年は、「季節の地産食品を食べる」「厚着をして暖房使用頻度を減らす」「外に出て自然に触れよう」など5つのテーマを提案した。80人の従業員と数十人のボランティアがベルギー全土で繰り広げる活動は、確実に成功をおさめている。
(『料理通信』2020年5月号/「ワールドトピックス」より)
◎ GoodPlanet Belgium
www.goodplanet.be
text by Maki Miyazaki
photograph by GoodPlanet Belgium
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