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日本酒人気が高まるフランスで、2017年6月、フランス初の日本酒コンクール「蔵マスター」が開催された。審査員はフランス人のみで構成され「オテル・ド・クリヨン」のシェフソムリエ、グザビエ・チュイザを審査委員長に、ワイン醸造家などスペシャリスト32人を迎えるなど、フランスの日本酒市場を広げるにふさわしい人選だ。
純米大吟醸酒と純米酒の2部門で、エントリー数は221蔵550本。うち181本がプラチナ賞と金賞を受賞した。日本酒のおいしさに加えて、和食以外の料理とのマリアージュによる魅力も喚起し、コンクール後のレセプションでは、パリの仏、和、伊、韓の人気料理人が“日本酒に合う”をテーマに小皿料理を披露した。
今までもイベントなどを通して日本酒促進活動が行われてきたが、コンクールという大規模な審査を経て、専門家のお墨付きを出すことで、よりわかりやすく、一般の人々に日本酒の魅力が広まっていくに違いない。受賞酒の各部門上位5本は、2017年10月の「サロン・デュ・サケ」で発表される。
(『料理通信』2017年10月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Kura Master
http://kuramaster.com/ja/about/kura-master/
◎ Salon du Saké
www.salon-du-sake.fr
text by Yukino Kano
photograph by Kura Master
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