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「環境のために、プラスチックやめたいね」という動きが加速している。きっかけは、2017年、海で発見された一頭のクジラ。お腹には大量のプラスチック袋が入っていた。
今では政治レベルで議論され、企業らは自分たちでも何かしようと試行錯誤中だ。フィヨルドやオーロラ観光客に人気のある「フッティルーテン沿岸急行船」は、年間96万本も使用するストローを、今夏から金属製に替える。「汚染で被害を受けるのは海。そこで働く我々には責任があり、黙って見ていることはできない」と声明を発表した。他にも、同船は使い捨て袋や容器の使用をやめる方針だ。
この動きは市内のカフェにも広がり、ストローを紙製に替えたり、必要かどうか事前にお客に聞く店も増えている。カフェ「ヤヴァ」でアイスコーヒーを注文した時、バリスタがふと思い出したかのように、「ストロー、必要ですか?」と聞いてきたので「いらない」と答えると、ほほ笑んでいた。プラスチック製ストローは、数年後には、もはや珍しいものになっているかもしれない。
(『料理通信』2018年9月号/「ワールドトピックス」より)
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