初来日したマッソブリオさんを、さて、どこにお連れしようか? まず向かったのは鎌倉です。 イタリアで修業した日本人シェフたちが、現地で学んだことを日本でどんな形で表現しているのか、マッソブリオさんに見て...
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2017.02.20
昨年来、イタリア中部のマルケ州、ウンブリア州など広範囲が大きな地震の被害に見舞われています。 これまでも2009年のアブルッツォ州アクイラ、2012年のエミリアロマーニャ州などが地震により甚大な被害を...
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2017.02.17
「退屈」な「置き去り」にされた楽園 まるで親の腕に抱かれたように内陸にほとんどが凝縮されつつも、その海岸を白い波に愛撫させるこの大地に、僕は35年前から何度か訪れてきた。 そして最も心に残る旅は、5年...
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2017.01.30
僕のチャンピオン級トッローネ マルケ州カメリーノ村でパオロ・アッティーリが作るトッローネを初めて口にして驚いたのは、今から28年も前のことだ。 僕にとってトッローネと言えば何といってもピエモンテ産で、...
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2016.12.22
世界に名を馳せる生ハム王の夢 ガラス張りの広い食堂に架かった一枚の絵画。 ポレズィネ・パルメンセ村(Polesine Parmense)のレストラン「アンティーカ・コルテ・パッラヴィチーナ(Antic...
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2016.11.01
イタリアの食のガイドブック『イル・ゴロザリオ※』の筆者、パオロ・マッソブリオさんが毎月「The Cuisine Press」のために書き下ろすWEB連載 「パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの...
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2016.10.13
忘れ去られていた果実を、瓶詰めにして未来に残す ロゼッラ・フリーゴ(Rosella Frigo通称ローズィー)は、笑顔の時も、瞳は前をしっかりみつめている女性だ。 アズィアーゴ高原にあるロアーナ村に生...
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2016.09.26
極上の干しイチジクを求め、 イタリア半島のつま先へ コゼンツァ(Cosenza)産ドッタート種のイチジク(ヨーロッパでは保護原産地呼称DOPに認定されている)について知識を深めたければ、クラーティ(C...
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2016.08.30
夏草が香る山のチーズ トレンティーノの高原にある村、ブレントニコ(Brentonico)に住むオラツィオ・スケルフィという男の話をしよう。 彼とは、彼がバルド山(Monte Baldo)で作るチーズを...
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2016.07.25
神から与えられた食べ物 『出エジプト記』の一節、 『モーゼがユダヤ人を率いてエジプトから脱出する際、広い砂漠を横断しなければならなった。人々は食料を持たず、焼けつく太陽の下で飢え死にするくらいならファ...
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2016.06.27
水、粉、オリーブオイル(又はラード)で作るシンプル極まりない食べ物「フォカッチャ」。そんなフォカッチャも現在では地方ごとのバリエーションも多彩にイタリア料理のアイデンティティーを語る上で重要な存在とな...
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2016.05.23
豚を縫う技法 「おばあさんは豚肉を縫っていました・・・・」などと言えば、魔法使いのおとぎ話の冒頭かと思われるかもしれない。が、これはsalame cucito(サラメ・クチート=縫い合わせたサラミの意...
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2016.04.28