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昨今、肉の人気が復活し、グリルやバーベキューの専門店が注目を集めるパリ。
レストランガイド『フーディング』で2019年度の最優秀食卓大賞に輝いたのは、備長炭を使った炭火焼店「ル・リッグマロル」だ。オーナーシェフは、米仏ハーフのロバート・コンパニョンさんと台湾出身のジェシカ・ヤングさん。ロバートさんはNYの大学で日本語を学んだ後、日本へ。山形のラーメン屋や網代の乾物屋で経験を積み、NYへ戻りミシュラン一ツ星の焼き鳥店「鳥心」で修業した。
「日本の焼き鳥は高度な職人技を誇ります。鶏肉は部位ごとに下準備し、火入れも異なる。正確な火入れと、食感と味のバランスが命です。僕は『鳥心』で培った技術で、フランスの食材を使って自身の料理を追求したい」。おまかせコースは天ぷら、焼き魚、茶碗蒸しを交えたクリエイティブな割烹スタイルで、締めには手打ちパスタと自家製デザートを。焼き鳥にはオレンジやオリーブ油、生クリームを使ったソースを合わせるなど、独自のスタイルを打ち出している。
(『料理通信』2019年2月号/「ワールドトピックス」より)
◎ Le Rigmarole
10 Rue du Grand Prieuré, 75011 Paris
☎+33.(0)1.71.24.58.44
19:30~22:30
月曜、火曜休
おまかせコース 49ユーロ
www.lerigmarole.comtext & photograph by Sakurako Uozumi
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