HOME 〉

JOURNAL / 世界の食トレンド

Spain [Barcelona]

地元民も認めるサングリア公式ショップでタパスを

2016.01.06

  • バルセロナでは、“サングリアは観光客が飲むもの”というイメージが浸透している。それを打ち壊したのが、2013年に誕生した「カサ・ロレア」。水玉模様のキュートなボトルに入った高品質のサングリアは、国内のグルメショップはもちろん、日本やアメリカにも輸出されている。2014年1月には公式ショップ&タパスバルがオープンし、人気を博している。

    メインのサングリアは、赤・白ワイン、イタリアのスプマンテベースのもの、エル・ブジ出身のアルベルト・アドリア氏プロデュースのもの、と4種類。料理は、自家製サーモンマリネのカナッペや、小ぶりのジャガイモを丸ごと茹でてソースをかけたタパス、鱈やフォワグラなど豪華な具材がパンにのったものなど、ちょっとお洒落で手の込んだメニューが揃う。

    サングリアはアルコール度が7%と低めなため、スイーツと合わせてカフェドリンクとしての提案も新鮮だ。同店にはワインやコーヒーもあるが、若者を中心に新たなサングリアブームが定着しつつある。
    (『料理通信』2016年1月号/「ワールドトピックス」より)

    ◎ Casa Lolea
    Sant Pere Més Alt 49 Barcelona
    ☎ +34-93-624-1016
    9:00~24:00(タパスは12:00~)
    無休

料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。