ラ・フォルナーチェ 小串貴昌 Takamasa Ogushi
2012.04.06
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店名
La Fornace/ラ・フォルナーチェ
2012.4.20 open ラ・フォルナーチェのページを見る
1977年2月28日生 / 神奈川県出身 / A型
専門学校卒業後、渋谷「タント・タント」(3年)、98年代官山「キアッケレ」(1年)、99年に渡伊しマルケ地方の「フォルナーチェ」へ。2000年帰国し代官山「キアッケレ」、白金「ピオラ」(1年半)、02年西麻布「アッカ」(1年半)、04年都立大学「リストランテ・タセイ」(1年)を経て、05年に現店オープン。08年に恵比寿「エノテカ・クリッカ」、10年に恵比寿「あかね食堂」開店。11年に渋谷「カフェ・テオ」をプロデュース。
FAVORITE
音楽 : なし
本 : 『宇宙兄弟』
映画 : なし
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豆とジャガイモのズッパ
1365円
白いんげん豆、レンズ豆、ヒヨコ豆をそれぞれ極とろ火で炊き、ニンニク、ローズマリー、トマトを炒めた鍋に合わせ、下茹でしたジャガイモが煮崩れるまで火にかける。暖炉のとろ火で煮込むトスカーナの郷土料理をイメージ。
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シンプルなトマトのスパゲッティ
1365円
1.9ミリの極太パスタのもっちりとした粉の風味に、ニンニクも香味野菜も入らないトマトソースが穏やかに絡む。一番おいしい旬に収穫されたホールトマトを漉してから水分を飛ばし、素直な甘味、酸味、旨味を引き出している。
必要とされるためのキーワード
年と共に役割を変える。
年と共に役割を変える。
- バールなのに、郷土料理もビステッカもある本格派──そんな「ラ・フォルナーチェ」は業態を変えて移転することになった。小串貴昌さんと藤森賢吾さんのコンビも一時解散。新店の厨房を担うのは「ヴィーノ・デッラ・パーチェ」前シェフの髙山大さんだ。
独立した時は「若造がリストランテをやっても様にならない」とバール業態を選んだ。「でも中年のおっさん2 人が続ける店でもないんです」と笑う。イタリア料理のベーシックを若い世代に伝えていきたい、災害時に飲食店として役立ちたい。そんな思いがオステリアというスタイル、駒沢公園付近の耐震構造物件へとつながった。新店は23坪24席。カウンターあり、子連れ可。自家製パンや加工品の販売も行う。特定の地方料理にこだわるのではなく、イタリア料理本来の調理技術に忠実な「イタリアを感じる料理」を提供したいという。伝統回帰? いや、ただ戻るだけではない。創造の種は、古典の中に必ず眠っているはずだから。
text by Reiko Kakimoto / photographs by Kouichi Takizawa
ラ・フォルナーチェ La Fornace 東京都/駒沢大学 ラ・フォルナーチェのページを見る
住所 | 東京都目黒区東が丘2-14-11 1F |
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電話番号 | 03-3411-0074 |
営業時間 | 12:00〜14:30 LO 18:00〜22:00 LO |
定休日 | 月曜休 |
カード | 可 |
座席 | 30席(うちカウンター4席、テラス6席) |
タバコ | 禁煙 |
アクセス | 東急線駒沢大学駅より徒歩6分 |
URL | - |
備考 | 昼1890円、3675円 夜アラカルト主体 前菜1365円〜、パスタ1260円〜、メイン2310円〜 【WINE】グラス700円〜、ボトル4500円〜 |
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