「技術・文化を伝承する」
ルグドゥノム・ブション・リヨネ クリストフ・ポコ Christophe Paucod
2014.10.01
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店名
ルグドゥノム・ブション・リヨネ/LUGDUNUM Bouchon Lyonnais
2007.9.14 open ルグドゥノム・ブション・リヨネのページを見る
1973年1月21日生 / 仏・ヴェニスィウ(リヨン郊外)出身 / AB型
15歳で修業を始め、ルーアン「ジル」(2年)、2軒のホテル勤務の後パリへ。「トゥール・ダルジャン」(半年)、「プラザ・アテネ」(4年)、「ホテル・ブリストル」、「プルニエ」(1年)を経て、「トゥトゥンヌ」でシェフ(2年)。98年来日し、「ル・コルドン・ブルー」の教職に。2000年より「ホテル ソフィテル東京」の総料理長とアコージャパングループのフード&ビバレッジディレクターを務め、07年独立。
FAVORITE
音楽 : フランスの音楽、ポップス、ロック
本 : 料理の本(特にリヨンの料理の本)
映画 : 『奇人たちの晩餐会』
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リヨン風クネル モリセットおばあさんスタイル ナンチュアソース
昼・夜コースのメイン
川カマスのすり身に、小麦粉、水、バター、卵、塩で作るパナード、生クリームを混ぜ、茹でてソースをかけた「クネル」はリヨンの伝統料理。同店では真鯛のすり身で作り、ソース・ナンチュアをかけてグラタンのように焼く。バターライスと一緒に味わうのが、シェフのおすすめ。
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フランス産ホワイトアスパラガス ハーブサラダとバスク産の生ハム
昼・夜コースの前菜(+1500円)
食感を残して茹でた仏産ホワイトアスパラガスの豊かな香りと甘味、心地よい苦味を楽しめる。シャルドネビネガー風味のドレッシングで和えた、さわやかなハーブサラダをのせ、黒豚の生ハムを散らして旨味とコクをプラスする。
必要とされるためのキーワード
ブションの楽しさをまるごと再現。
ブションの楽しさをまるごと再現。
- 「ここに来たら、リヨンに行かなくても行った気分が味わえるね」とお客から言われる。タイル、バーカウンター、テーブル、椅子、麻のナプキン、カトラリー、ポスター……。クリストフ・ポコシェフが細部までこだわった内装には、彼の生まれ故郷・リヨンのブション(地元料理とワインを味わえるリヨンのビストロ)の雰囲気がそのまま再現されている。
「食事は、楽しくて明るい時間。楽しくなかったら行きたくない」と話すポコシェフが目指したのは、お客と店の距離が近いアットホームな関係。差別化を図るため、ブションのスタイルを選んだ。メニューに並ぶのは、オーセンティックなリヨン料理の温もりに、季節の香りやエレガンスを調和させた現代的ビストロ料理。ワインは、ブルゴーニュからローヌ川流域の南までが揃う。
リヨン人だからこそ知る、本物のブションの魅力。石畳の通りに面した店内には、仲間と食事を楽しむ人たちのにぎやかな笑い声が響き、それを嬉しそうに見守るポコシェフの姿がある。
text by Rieko Seto / photographs by Hide Urabe
ルグドゥノム・ブション・リヨネ 東京都/飯田橋 ルグドゥノム・ブション・リヨネのページを見る
住所 | 東京都新宿区神楽坂4-3-7 |
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電話番号 | 03-6426-1201 |
営業時間 | 11:30~14:30LO 18:00~22:00LO |
定休日 | 月曜、第1・3火曜休(祝日の場合は翌日休) |
カード | 可(10000円以上) |
座席 | 全40席 |
タバコ | 禁煙 |
アクセス | JR、東京メトロ、都営線飯田橋駅より徒歩5分 |
URL | http://www.lyondelyon.com |
備考 | 昼1850円、2850円、3850円、6850円 夜3850円、4850円 (税込・サ別) 【WINE】 グラス白赤各4種800円~1600円、ボトル白赤5500円~ |
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