HOME 〉

FEATURE / MOVEMENT

開催報告 ~スペイン産オリーブオイルを学び、味わい、楽しむイベント~ | 料理通信

1970.01.01


世界中で消費されるオリーブオイルのなんと40%以上はスペイン産。今回は260以上ものオリーブ品種から生み出されるバラエティ豊かで上質なスペイン産オリーブオイルをもっと学んで味わってもらうべく、恵比寿「ティオダンジョウ」で読者イベントを開催しました。


個性を知る


今でこそ、「バル」や「タパス」といった言葉が日常的に聞こえてくるようになりましたが、ティオダンジョウのオープンは1995年。当時は、恵比寿にスペイン料理を提供する店は他にはなかったのだそう。スペインに魅せられた壇上シェフが、その良さを広めていきたい!という強い想いが形になったティオダンジョウは、日本におけるスペイン料理、スペインバルの草分け的存在です。

当然、スペインの食材について造詣の深い壇上シェフは、料理に合わせて様々なスペイン産オリーブオイルを使い分けています。参加者のみなさんにまずは、味わい、香り、色合い、酸味や甘味を比較しやすいように、とピックアップしてくれたのが、1)青リンゴの香りが特徴的なアルベキーナ種100%、2)マイルドな風味のコルネスエロ種100%、3)フレッシュさが際立ちピリっとした辛味も感じられる2013年の初摘み一番搾り、アルベキーナ、ベルディアル ブレンド、4)ティオダンジョウで使う頻度が高い、オヒブランカ、アルベキーナ、ピクアル、オカル ブレンドタイプの4種。

オリーブオイル単独で味わってもらった後には、各自、パンコントマテづくり(パンにトマトをこすりつけオリーブオイルをかける、スペインではごく一般的に楽しまれている食べ方)。五感をフル稼働させて、新たな発見や好みのオイルについて、各テーブルで会話が弾み、にぎやかなイベントスタートになりました。

主役が、スペイン産オリーブオイル


テイスティング後は、オリーブオイルを主役にした料理の数々が登場。
1皿目は、冷たいタパス。焼き下仁田ネギのマリネ、タラコのオリーブオイルコンフィ、ターキーの詰め物の3種を盛り合わせで。タラコのオリーブオイルコンフィには、「初めての味!」とあちらこちらで感嘆の声があがります。2皿目は、マッシュルームのアヒージョを温かいタパスとして。日本でも多くの飲食店のメニューにあがるようになったアヒージョは、まさにオリーブオイルが主役となる代表的な一皿です。
塩ダラのピルピル、そして、黒オリーブソースをアクセントにした仔羊のロースト。

熱気に包まれた3時間


スペイン産オリーブオイルに馴染みがない方から、インポーターやオリーブオイルソムリエまで、幅広い層の参加者が集まりましたが、共通するのは、熱心であり健啖家! なこと。
スペイン取材をこれまで多く手掛けてきた弊誌フクヘン、伊東と壇上シェフのトークセッションでは、訪れたスペイン各地での体験談を織り交ぜながら、サラダを和えるとき、揚げ物や炒め物など、様々な調理過程での使い方のポイント、保存方法などをわかりやすく説明してもらいました。

品種や産地に思いを馳せる


デザートにもオリーブオイルをふんだんに。オリーブオイルが練り込まれたアイスクリームと、オリーブオイルでマリネしたイチゴのサラダの新鮮な味わいに、参加者からは驚きの声があがりました。
スペイン産オリーブオイルの魅力を伝えるためにスペインから来日した、オリーブオイルマン自らが、サプライズでシェリーをサーブ。

食事後に「みなさん、今おなかいっぱいでしょう。でも明日の朝は、すっきり目覚められるはずですよ!」と断言する壇上シェフ。体に負担の少ないヘルシーなオリーブオイルは、健康面でも大いに活用したいところ。スペイン産オリーブオイルの魅力は、「飲めそうなほどまろやか!」と語るシェフならではの締めの言葉でした。 オリーブオイルを選択するときに、どんなオリーブ品種かな? 産地は? とパッケージを見ながら想いを馳せ、料理もイメージできたなら、食卓はもっと素敵に豊かになりますね。 そのヒントが散りばめられた3時間でした。

photographs by Hide Urabe



 

スペイン産オリーブオイルに関する情報はコチラまで

スペイン産オリーブオイル
http://www.watashitachinolifestylewoajiwau.jp/
スペイン産オリーブオイル FB
https://www.facebook.com/oliveoilsspain




世界中で消費されるオリーブオイルのなんと40%以上はスペイン産。今回は260以上ものオリーブ品種から生み出されるバラエティ豊かで上質なスペイン産オリーブオイルをもっと学んで味わってもらうべく、恵比寿「ティオダンジョウ」で読者イベントを開催しました。


個性を知る


今でこそ、「バル」や「タパス」といった言葉が日常的に聞こえてくるようになりましたが、ティオダンジョウのオープンは1995年。当時は、恵比寿にスペイン料理を提供する店は他にはなかったのだそう。スペインに魅せられた壇上シェフが、その良さを広めていきたい!という強い想いが形になったティオダンジョウは、日本におけるスペイン料理、スペインバルの草分け的存在です。

当然、スペインの食材について造詣の深い壇上シェフは、料理に合わせて様々なスペイン産オリーブオイルを使い分けています。参加者のみなさんにまずは、味わい、香り、色合い、酸味や甘味を比較しやすいように、とピックアップしてくれたのが、1)青リンゴの香りが特徴的なアルベキーナ種100%、2)マイルドな風味のコルネスエロ種100%、3)フレッシュさが際立ちピリっとした辛味も感じられる2013年の初摘み一番搾り、アルベキーナ、ベルディアル ブレンド、4)ティオダンジョウで使う頻度が高い、オヒブランカ、アルベキーナ、ピクアル、オカル ブレンドタイプの4種。

オリーブオイル単独で味わってもらった後には、各自、パンコントマテづくり(パンにトマトをこすりつけオリーブオイルをかける、スペインではごく一般的に楽しまれている食べ方)。五感をフル稼働させて、新たな発見や好みのオイルについて、各テーブルで会話が弾み、にぎやかなイベントスタートになりました。

主役が、スペイン産オリーブオイル


テイスティング後は、オリーブオイルを主役にした料理の数々が登場。
1皿目は、冷たいタパス。焼き下仁田ネギのマリネ、タラコのオリーブオイルコンフィ、ターキーの詰め物の3種を盛り合わせで。タラコのオリーブオイルコンフィには、「初めての味!」とあちらこちらで感嘆の声があがります。2皿目は、マッシュルームのアヒージョを温かいタパスとして。日本でも多くの飲食店のメニューにあがるようになったアヒージョは、まさにオリーブオイルが主役となる代表的な一皿です。
塩ダラのピルピル、そして、黒オリーブソースをアクセントにした仔羊のロースト。

熱気に包まれた3時間


スペイン産オリーブオイルに馴染みがない方から、インポーターやオリーブオイルソムリエまで、幅広い層の参加者が集まりましたが、共通するのは、熱心であり健啖家! なこと。
スペイン取材をこれまで多く手掛けてきた弊誌フクヘン、伊東と壇上シェフのトークセッションでは、訪れたスペイン各地での体験談を織り交ぜながら、サラダを和えるとき、揚げ物や炒め物など、様々な調理過程での使い方のポイント、保存方法などをわかりやすく説明してもらいました。

品種や産地に思いを馳せる


デザートにもオリーブオイルをふんだんに。オリーブオイルが練り込まれたアイスクリームと、オリーブオイルでマリネしたイチゴのサラダの新鮮な味わいに、参加者からは驚きの声があがりました。
スペイン産オリーブオイルの魅力を伝えるためにスペインから来日した、オリーブオイルマン自らが、サプライズでシェリーをサーブ。

食事後に「みなさん、今おなかいっぱいでしょう。でも明日の朝は、すっきり目覚められるはずですよ!」と断言する壇上シェフ。体に負担の少ないヘルシーなオリーブオイルは、健康面でも大いに活用したいところ。スペイン産オリーブオイルの魅力は、「飲めそうなほどまろやか!」と語るシェフならではの締めの言葉でした。 オリーブオイルを選択するときに、どんなオリーブ品種かな? 産地は? とパッケージを見ながら想いを馳せ、料理もイメージできたなら、食卓はもっと素敵に豊かになりますね。 そのヒントが散りばめられた3時間でした。

photographs by Hide Urabe



 

スペイン産オリーブオイルに関する情報はコチラまで

スペイン産オリーブオイル
http://www.watashitachinolifestylewoajiwau.jp/
スペイン産オリーブオイル FB
https://www.facebook.com/oliveoilsspain







料理通信メールマガジン(無料)に登録しませんか?

食のプロや愛好家が求める国内外の食の世界の動き、プロの名作レシピ、スペシャルなイベント情報などをお届けします。