「LE& above GRILL & BAR COLLABORATION DINNER 」
1970.01.01
| 英語(English) |
レポート
GRAND VINTAGE 2006 × LE& Vol.4 活動レポート② ────────────────
「LE& above GRILL & BAR COLLABORATION DINNER 」
6月のフランス・エペルネでスタートを切ったモエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージが贈る食エクスペリエンス「LE&」。その後、日本のトップシェフやソムリエの面々が自身の店で次々と活動を展開している。前回リポートしたソムリエ田崎真也氏に続き、今回は「AWキッチン」「やさい家めい」でお馴染みの渡邉明シェフによる新店、東京・港区「虎ノ門ヒルズ」にオープンした「Above GRILL & BAR」で行われたスペシャルディナーの模様をリポートする。
渡邉シェフによるディナーのテーマは、「日本の食文化とモエ、両者の“伝統”のマリアージュ」。最近訪れて刺激を受けたという秋田のいぶりがっこ、鳥取の鳴門金時、北海道十勝の百合根、大分の鱧、長野阿智の黒毛和牛など、シェフ厳選の和素材を和洋の調理法を自在に取り入れて仕立てた品々と、モエ・エ・シャンドンの歴史が織りなすグラン ヴィンテージコレクションとのマリアージュが展開する。
「グラン ヴィンテージ2006」には、二段の重箱に彩り鮮やかな前菜を詰め合わせた”宝石お重箱“。風呂敷を解き、重箱の蓋を開けるとその彩りに感嘆の声が! 一の重は冷前菜で、秋田のいぶりがっことフロマージュブラン・しまエビの紹興酒漬け、寒鰤と大根のカルパッチョ汐昆布ドレッシングなどがひしめく。二の重には温前菜。フォワグラ茶碗蒸し・北海道十勝の百合根のがんもどき、大分産鱧の唐揚げ・プチアメリカンドッグなど、目にも舌にも楽しい品が並ぶ。
メインの「島根の石見ポークの岩塩包み焼き 白味噌ヴィネグレットソース」には「グラン ヴィンテージコレクション 1999」が供された。エペルネ「LE&」ディナーでヤニック・アレノ氏が参加者に投げかけて共有しているテーマ「シャンパーニュに唯一欠けている味覚要素“塩味”へどうアプローチするか」に、渡邉シェフ流の答えを提示した一品だ。キャベツで巻いてから岩塩で包みオーブンでじっくりと焼き上げた岩見ポークには程よく塩分が染みわたり、白味噌の甘味とコクをヴィネグレットで爽やかに仕立てたソースを添えた。長期の熟成により深いコクと香りを醸し出す「グラン ヴィンテージコレクション 1999」と絶妙のマリアージュを見せ、来場者から感動の言葉が溢れていた。
和素材を取り入れたモダン・イタリアンと、「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージコレクション」とのコラボレーション。「LE&」の味覚体験は、東京の注目スポットでまた新たな共感の輪を広げたようだ。
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
http://moet.jp
◎「above BAR & GRILL」
東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー2F
☎ 03-3539-4560
11:00~22:00(LO)、土日祝~21:00(LO)
※ランチLO14:00 無休
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GRAND VINTAGE 2006 × LE& ───────────────────────────────────