America [New York]
抹茶をコーヒー感覚で楽しむ
2015.08.05
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ニューヨークでは、抹茶が人気だ。その火付け役の一つが2014年9月にオープンした「マッチャ・バー」。オーナーのマックス&グレアム・フォートギャング兄弟は、コーヒーの過度な覚醒作用に疲れ、その代替品を求める中で抹茶に注目。
「抹茶一杯のカフェインはコーヒーの70%。しかもその覚醒効果が平均4時間、ゆっくり控えめに続くので、スッキリした頭と穏やかな気持ちで生産的な1日を過ごせます。しかも緑茶の10倍ともいわれる抗酸化作用の高さも見逃せません」とグレアム氏。抹茶は質にこだわり、愛知県西尾市の農家から直輸入している。
店内は洒落たカフェ風。メニューには、地元産リンゴジュースと生姜と抹茶のブレンドや、マキアートのエスプレッソを抹茶に置き換えた「マチアート」など、オリジナルの各品が15品程並ぶ(各3.25~5.25ドル)。抹茶のおいしさに目覚めたヒップな若者層を中心に、週末には1日600人が来店する。茶室の伝統を離れこの街で、抹茶が新たな活躍の場を得たようだ。
(『料理通信』2015年8月号/「ワールドトピックス」より)
◎ MatchaBar
93 Wythe Ave, Brooklyn, NY 11249
☎ +1-718-599-0015
月~金8:00~19:00
(土日は10:00~)
www.matchabarnyc.com
text & photograph by Akiko Katayama
JOURNAL / 世界の食トレンド
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