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JOURNAL / 世界の食トレンド

France[Paris]

高級店のテイクアウト情報も“ゴ・エ・ミヨ”で

2020.11.02

  • 外出制限が解かれたパリでは、6月15日から飲食店の店内サービスも再開されたが、感染リスクの恐れから来客数は伸び悩んでいる。飲食業界が低迷を続ける中、「ゴ・エ・ミヨ」は新たにインターネットガイド「レッツ・ゴー!」をスタートした。

    「業界を取り巻く環境が激変する今、食体験や喜びをどのように共有できるのか。これからのレストランは店内でのサービスだけが全てではない」と、テイクアウトやデリバリーに力を入れる店を全国10都市から厳選。パリではパラスホテル「ル・ムーリス」のメインダイニング「アラン・デュカス」、老舗の魚介専門店「デシリエ」、ヤニック・アレノの三ツ星「ルドワイヤン」、ギ・サヴォアのセカンド店「シベルタ」など約40軒を掲載している。

    評価の形式は「ゴ・エ・ミヨ」らしくコック帽が1つから5つまで。従来の批評スタイルではなく、お勧め料理や実用的な情報が盛りだくさん。日頃、自宅では食べられないシェフの料理や有名店の味が身近になったと、新規顧客との距離を縮めている。

    (『料理通信』2020年11・12月合併号/「ワールドトピックス」より)

    ◎ Let's Gault!
    www.letsgault.fr

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