11月16日(水)開催・終了日本とイタリアのこだわり食材とつくり手が集まります!『イル・ゴロザリオ』パオロ・マッソブリオさんとともに
食べて知る、食べて語って未来を耕す“ミニミニゴロザリア in TOKYO”
2016.10.31
世界が同じ味になったらつまらない!
イタリア全州の優れた食材やその作り手たちをまとめたガイドブック『イル・ゴロザリオ』の著者、パオロ・マッソブリオさんによるWEB連載「パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内」は、もうご覧いただけましたか?
「世界が同じ味になったらつまらない!」と、365日中の250日を、イタリア各地を巡って食の担い手達に会いに行くマッソブリオさんが、この度初来日することになり、イタリアと日本、二国のつくり手による、多様な味わいを多くの方たちに届けられたらと、11月16日(水)に代官山TENOHAで日伊のこだわりの食材を集めた、味見もできて買い物もできる、食いしん坊にはたまらないマルシェ型のイベント、「食べて知る、食べて語って未来を耕す“ミニミニゴロザリア in TOKYO”」を開催することになりました!
当日は、イタリアから、チーズやナッツ、古代小麦のパスタ等に加えて、連載でマッソブリオさんが紹介する“旨いもの”も海を渡ってきます。
日本からは、『イルゴロザリオ』に紹介した地域の食材や「全国お宝食材コンテスト※」の選定品とそれら生産者らが集い、また、WEB連載「食の人々が教えてくれたこと。」でお馴染みの藤丸智史さんによる都市型ワイナリー・島之内フジマル醸造所から、できたての新酒も生樽でお目見え。
そして、これら食材を使ったおつまみを、鎌倉「オルトレヴィーノ」古澤一記シェフに作っていただいて味わえるという、盛りだくさんの内容です。
それでは、出店者をダイジェストでご紹介しましょう!
イタリアからトップバッターは、自然にできるだけ手を加えずに、環境に寄り添うものづくりを追求する
SOLLEONEBioソルレオーネビオのオーガニック製品。なかでも、古代メソポタミアで栽培が始まった古代小麦を絶滅の危機から復活させて作られる「古代小麦のパスタ」や、花の開花時期に合わせ、イタリア各地を巡る移動養蜂で作られた「非加熱の生はちみつ」にぜひご注目を。
その品質の高さで日本のパティシエ達からも厚い信頼が寄せられるシチリア・アフロンティ社のアーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ。ナッツを使った絶品のビスコッティも並びます。
クリスマスシーズンに向けて、アグリモンタナ社の天然素材だけで加工された上質なキャンディド・フルーツを使った、パネットーネも見逃せません!
そして、このパノラマビューでも、美しさを伝えることはできないヴェネト州アジアーゴ高原が発祥の地であるアジアーゴチーズをはじめ、地域の人達に愛される丁寧なチーズづくりを続けるフィォール ディ マーゾのアジアーゴDOP・モンターズィオDOPも。
新酒や出店食材をつかった料理を味わえます!
日本からトップバッターは、都市型ワイナリー・フジマル醸造所。
当日は、フジマル醸造所のワインラインナップが並ぶ以外に、東京ではなかなか味わうことができない、大阪・島之内フジマル醸造所で仕込まれた、2016年のデラウエアを生樽からグラス販売します。できたての新酒をお楽しみに!(限りがあるため、100杯分を先行予約販売します!)
『料理通信』お宝食材選定品も!
山梨県笛吹市から駆けつけてくれるのは、宝桃園・桃生産者の堀井俊彦さんです。
出店食材の「桃之夭夭・もものようよう」は、山梨の桃の特徴である「硬くてバリバリ」した食感を一年中知ってもらいたいと、加工専用種を完熟直前で収穫、反割を天然水と果糖のみでシロップ漬けにしたもの。開催当日は、2016年の「もものようよう」のまさに出来たてがお披露目となります。
三重県桑名市からは、パン業界も注目する小麦の登場です。
地域に根差したオリジナリティある商品づくりを、と奮闘する「素材舎」保田与志彦さんがもち性を持つ超個性派の小麦、桑名もち小麦を紹介してくれます。当日は、桑名もち小麦で「オルトレヴィーノ」古澤一記シェフがフォカッチャを焼きます!
東京のおとなり、神奈川県相模原市からは、津久井地域の在来種、津久井在来大豆で作られた貴重な大豆製品が並びます。当日は、生産量が限られる貴重なこの大豆を使った加工品を独自で開発し、販売する豊国屋の岡本政広さんが、大豆製品の美味しい食べ方を伝授してくれます。
取材で訪れた南九州の2地域から
熊本県南部にある津奈木町は、隣接する水俣・芦北地域とともに、あるがままの自然を生かすものづくりを実践。自治体が舵を取り、無肥料、無農薬栽培に力を注ぐその姿勢と挑戦の様子は、『イルゴロザリオ』でも紹介されています。今回は天候と収穫状況とにらめっこしながら、地域の柑橘、「肥のあけぼの」等をお届けします。運が良ければ、復活品種「スイートスプリング」と出会えるかも?
鹿児島県北西部の港町、阿久根で獲れたウルメイワシの美味しさをギュっと詰めた「旅する丸干し」をつくる創業70年の「下園薩男商店」。朝一で競り落としたウルメイワシを市場で新鮮なうちに塩漬けにし、一尾ずつ手で串刺しにして丸干しした後、オイル漬けにしたこの加工品は、料理ジャンルをまたいで用途の広がりを感じさせる楽しい1品です。
photographs by Daisuke Nakajima
今回は特別に、出店食材のチーズ、津久井在来大豆、ウルメイワシのオイル漬けをつかったおつまみを、合計100名様分、オルトレヴィーノ古澤一記シェフに作っていただきます。
島之内フジマル醸造所の生樽ワインとおつまみ1品、ミニフォカッチャ1個をセットにして、先着100名様分、1000円で先行予約販売を行いますので、ご来場を検討くださっている方はぜひご利用ください!
島之内フジマル醸造所の新酒・生樽ワイン&古澤一記シェフによるおつまみ(ミニフォカッチャ付)セット1000円 先行予約はコチラから!!
(チケット購入の際には、会員登録(無料)が必要です。簡易にできますので、登録してからチケット購入をお願いします!)
「パオロ・マッソブリオの20州旨いもの案内」からあの食材も!
みたことがない!と話題になった西洋トネリコの樹液から作られたマンナや、ローズィーさんがサンシュユの実でつくるジャム、サラミクッチートそしてクラテッロまで! イタリアから海を渡って代官山に勢ぞろいした各地の「旨いもの」を味わえる、またとないチャンスです!(「20州旨いもの案内」連載セットとして販売予定。数に限りがあります!)
岩倉久恵さんナビゲートによる日本ワインテイスティングも!
日本各地でワインづくりに挑戦する注目のつくり手による希少なワインを取りそろえて、マッソブリオさんとともに楽しむテイスティングセッションも開催予定。こちらは、詳細をあらためて告知します。
出店者の魅力を随時発信していきますので、どうぞお見逃しなく!
11月16日(水)は代官山TENOHAへぜひお立ち寄りください!!
パオロ・マッソブリオ氏
イタリアで30年に渡り農業経済、食分野のジャーナリストとして活躍。イタリア全州の優れた「食材生産者」「食料品店」「ワイナリー」「オリーブオイル」「レストラン」を州別にまとめたベストセラーガイドブック『Il Golosario(イル・ゴロザリオ)』を1994年出版(2002年より毎年更新)。全国に50支部6000人の会員をもつ美食クラブ「クラブ・パピヨン」の設立者でもある。
photograph by Hide Urabe
古澤一記シェフ
パティシエを経て、イタリア料理の道へ。国内のイタリアンで料理、サービス両方の経験を積み、2000年、妻・千恵さんと渡伊。トスカーナ、サルデーニャ、エミリア=ロマーニャ、プーリアで料理人として7年修業し、うち2年はシェフを務める。フィレンツェ「エノテカ・ピンキオーリ」でソムリエを務め、その後ワイナリーで栽培・醸造を行う。2010年帰国、鎌倉・長谷にエノガストロノミア「オルトレヴィーノ」をオープン。イタリアに滞在中は『イル・ゴロザリオ』を片手にイタリア各地を車で巡り、その土地ならではの食材に出合うことが勉強になったそう。
ミニミニゴロザリア 開催詳細
Meetup Detail
date: 2016年11月16日(水)11:30~日没まで(予定)
place: 代官山「TENOHA DAIKANYAMA」&STYLE RESTAURANT
レストラン併設のテラススペースおよびキッチンスタジオが会場となります。
http://tenoha.jp/access/
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-23 TENOHA代官山
最寄駅 東急東横線「代官山」徒歩3分
来場無料
Program:
◎出店者による食材物販
◎日本ワインテイスティング、グラス売りワイン販売
◎出店食材をつかったつまみ販売
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