ル・ヌー・パピヨン 関本大学 Daigaku Sekimoto
2014.10.01
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店名
ル・ヌー・パピヨン / Le Noeud papillon
2005.3.3 open ル・ヌー・パピヨンのページを見る
1972年9月9日生 / 奈良県出身 / AB型
大学卒業後、大阪のバーでバーテンダーを経験(3年)。29歳より大阪・心斎橋のフレンチ「ル・クロ」(4年)で修業を積む。05年、33歳で独立し「バル・ア・ヴァン・ダイガク」を開店し07年、「ビストロ・ア・ヴァン・ダイガク」に業態変更。09年にビストロ「ル・ヌー・パピヨン」、11年にトレトゥール「ル・ボン・マルシェ」を開店。
FAVORITE
音楽 : ハードロック全般
本 : 『生き方―人間として一番大切なこと』(稲森和夫著)
映画 : 『カクテル』
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シャロレー種牛リブロース肉のグリルステーキ(250g)
3360円
厨房内のチャンバーで熟成。余分な水分が抜けたリブロースは、表面にくっきり格子の焼き色が付きじつに香ばしく、肉汁は中に留められていてジューシー。
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ココット レギューム
1785円
「ライヴ感のある料理こそビストロの味」とは川田裕樹シェフ。チーマ・ディ・ラーパ、パースニップほか10以上の季節野菜を蒸し焼きに。テーブル上で立ち上がる湯気もおいしさのひとつ。
必要とされるためのキーワード
情熱を持ち、譲るところは譲る。
情熱を持ち、譲るところは譲る。
- 「ビストロならではの上質な料理を、気軽に食べられる楽しさを伝えたい」。関本大学さんの店舗展開には一貫したテーマがある。「パリのビストロで、体格のいい年配男性たちがステーキを頬張りながらわいわい喋って飲んでいた。あの活気が衝撃的で」。その場の空気もひっくるめたビストロらしさを、「ル・ヌー・パピヨン」で徹底する。
しかし、その想いが認知されるには相当な体力と時間を要した。ドゥ・プラ1本でスタートしたが、「料理のシェアに慣れた関西のお客さんには不向き」。ポーション大のビストロの味をそのままに、プリフィックスと、シェアOKの単品にシフト。ブレない程度に譲る大切さも学んだ。パテなど自家製シャルキュトリーは、トゥレトゥール「ル・ボン・マルシェ」で販売するなど、ビストロの醍醐味を食卓にも届ける。そしてこの春、1号店「ビストロ・ア・ヴァン・ダイガク」は現シェフの他谷憲司さんに経営権を譲った。今後は、アドバイザーとして関わる。「お客さんに楽しんでいただくために情熱を持ち続けたい」。
text by Kaori Funai / photographs by Kazunori Ogoshi
ル・ヌー・パピヨン 大阪府/堺筋本町 ル・ヌー・パピヨンのページを見る
住所 | 大阪府大阪市中央区安土町1-5-7 eFITビル 1F |
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電話番号 | 06-6262-0123 |
営業時間 | 11:30〜14:00 LO 18:00〜22:00 LO |
定休日 | 月曜休 |
カード | 可 |
座席 | 全36席 |
タバコ | 禁煙(テラスは可) |
アクセス | 地下鉄各線堺筋本町駅より徒歩2分 |
URL | http://www.vin-vin.com/ |
備考 | 昼1000円(平日のみ)、1800円(土曜、日曜、祝日) 夜3800円、アラカルトあり 【WINE】グラス白赤各3種840円〜、ボトルは隣接するワインショップ「カーヴ デ パピーユ」で購入。プラス1500円の抜栓料で持ち込み |
- 「2009年06月NEW OPEN」 掲載
- 「2010年01月注目のニューオープンにグラスワインコースを作ってもらいました」 掲載
- 「2010年08月ステーキ名人ファイル & SHOP DATA」 掲載
- 「2011年07月進化するシャルキュトリー」 掲載
- 「2012年05月100人のシェフが考える「必要とされる店」になるために」 掲載
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