PEOPLE / 寄稿者連載

イスタンブール、Maksut Ascar
イスタンブール、Maksut Ascar
関根拓さん連載 「食を旅する」第11回

超低空飛行から抜け出して。 アジアの終着点であるこの街は、ヨーロッパへの始発駅でもある。 アジア側カドゥキョイから連絡船に乗り込み、ボスポラス海峡を渡る。 沈みゆく夕日に照らされた対岸のモスクは、視界...

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2018.03.29

パリ、渥美創太
パリ、渥美創太
関根拓さん連載 「食を旅する」第10回

5年前、「サチュルヌ」で会った。 渥美創太君に出会ったのは、そんなに昔の話ではない。 2013年、僕は自店の開店準備を進めていた。 週に数軒の内見をするものの、それ以外は家でひたすら不動産屋の連絡を待...

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2018.01.15

香港
香港
関根拓さん連載 「食を旅する」第9回

「食べること」の意味と楽しさを教えてくれた。 高校生の頃、沢木耕太郎さんの『深夜特急』は僕らのバイブルだった。 トルコの受刑者たちの間で、脱獄することを「ミッドナイトエキスプレスに乗る」と言ったそうだ...

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2017.11.21

カレー、水野仁輔さん。
カレー、水野仁輔さん。
関根拓さん連載 「食を旅する」第8回

東京の街とカレー。 高校生の頃、下北沢のタイ料理店で食べた「ココナッツカレー」は未だ訪れたことのないバンコクの街を思い描かせた。 コリアンダー、レモングラス、コブミカン、ココナッツ、赤唐辛子。 汗が溢...

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2017.09.07

ウズベキスタン
ウズベキスタン
関根拓さん連載 「食を旅する」第7回

不安と緊張に満ちた旅の始まり。 深夜0時、中継地点のイスタンブールでパリからの便を降りると、妙な薄暗い個室に通された。 ただでさえ到着が遅れて乗り継ぎ時間があまりないのに。 「パスポートを一度回収しま...

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2017.07.31

自分の道を歩み続けること~「新橋 工」中安 工さん
自分の道を歩み続けること~「新橋 工」中安 工さん
藤丸智史さん連載「食の人々が教えてくれたこと」第14回 

一緒にレストランをやりたいと思う料理人がいた。 私は元々サービスマンである。 18歳からホテルでアルバイトとして飲食業のキャリアをスタートした後、27歳までずっと飲食業一筋。その後、海外へ渡り、レスト...

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2017.07.24

uguisu、紺野 真さん。
uguisu、紺野 真さん。
関根拓さん連載 「食を旅する」第6回

12年前の5月、たまたまこの店の近所に移り住んだ。 三軒茶屋の駅を降りて、南にしばらく歩いた住宅地の外れにその店はある。 僕はこの店に出会うことで自分の人生が変わったと言っても過言ではないだろう。 そ...

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2017.06.21

共に生き続けるということ~「エノコネクション」伊藤與志男さん
共に生き続けるということ~「エノコネクション」伊藤與志男さん
藤丸智史さん連載「食の人々が教えてくれたこと」第13回 

田崎真也さんに「師」と言わしめた人物。 ワインの仕事というと、どんな職業が頭に浮かぶだろうか? よく知られた存在としては、飲食店、酒屋、問屋、輸入会社などだろう。そして、多くの人が知るそれらは日本国内...

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2017.06.06

日常と粉物
日常と粉物
関根拓さん連載 「食を旅する」第5回

パリ中に散らばる、様々な場所から集まった人たちの営み。 フランスに来てもうすぐ10年が経とうとしています。 パリで生活を始めた頃は、一人の外国人として、この国の日常を外側から眺めていました。 サンマル...

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2017.05.09

オムニヴォール、世界。
オムニヴォール、世界。
関根拓さん連載 「食を旅する」第4回

世界中から120人のシェフやパティシエがやってくる。3月を迎え、冬も終わりに近づき、春の到来を告げる野菜たちが少しずつ登場し始めました。一年で一番実りの多い春です。今年はどんな料理を作れるだろうかとわくわくします。

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2017.04.03

普通でいつづけるということ ~私の両親
普通でいつづけるということ ~私の両親
藤丸智史さん連載「食の人々が教えてくれたこと」第12回 

私が育った家庭は「普通」だったのか? ここに書かせてもらうようになってから、早くも一年が経ちました。 自分の半生をさらけ出すようで、気恥ずかしく思っていたのですが、お会いした方々から大きな反響をいただ...

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2017.03.21

器、料理、人
器、料理、人
関根拓さん連載 「食を旅する」第3回

笠間や益子の雰囲気がそのまま運ばれてきたよう…外に出るのがつい億劫になってしまう、未だ肌寒い2月のパリ。そんな時、僕は自宅にある器たちを眺めて料理を空想します。器を好きになったのは、料理を本格的に始めるよりも前のことでした。

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2017.02.28

PEOPLE