カラブリアという世界の片隅で正真正銘生産された「シンプルでも飛び切り旨いもの」を体感するために、住人50名ほどのカラブリアの小さな村まで客を呼ぶ店がある。店主は「きれいで旨いもの」への情熱から、利益は度外視で優れた食材の後押しをしてしまう、真の意味での「フードスカウト」だ。
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2024.12.26
ミラノやドバイ、シンガポールなどでも肉料理レストランを監修し、世界的にその名を知られるダリオ・チェッキーニが、2024年秋、フィレンツェのホテル内に待望のレストランをオープンした。
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2024.12.19
長年、野菜や果物をミラノ中央市場に納入する目利きがポルタ・ロマーナ地区に、とびきり新鮮な食材を使ったレストランをオープン。新進気鋭の若手シェフがオープンキッチンで腕をふるう。
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2024.11.14
健康のため、環境のためにと、ヴェグ(菜食主義)な食品を選ぶ人が増えている社会情勢を反映し、世界的ロングセラーのチョコレートスプレッド「ヌテッラ」にプラントベース版が登場した。
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2024.10.31
幼い頃から食の仕事に就くと決め、中学卒業後すぐホテル学校に入学。そこから一直線に食品開発のキャリアを築いてきた女性が、妊娠をきっかけにパスタの国イタリアで「小麦を使わないパスタ」を生み出すまで。
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2024.10.24
なんらかの理由で売れ残った食材を集め、フードロス対策と社会的排除の変革活動を行うRECUP協会。2016年に当時25歳の女子大学生がミラノで設立し、その後、ローマにも支部を開設した。両都市の公設市場か...
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2024.09.12
漁船で一夜を過ごしてみれば、漁師の仕事がいかにきついものであるかがわかるはずだ。趣味の海釣りの話ではない、漁をすることで家計を支えている者たちのことだ。 その日の糧(かて)を得るためにアッチューゲ(カ...
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2024.08.29
女性が働くことが当たり前になった現代、マンマの味という言葉は影が薄れ、代わりにノンナ(おばあちゃん)が頻繁に言われるようになった。手間と時間をかけて家族のために食事を作るのはもはや、おばあちゃんの世代...
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2024.08.26
このところミラノは、ナポリやローマの地方料理店進出が盛んだ。しっかりした味つけの南部料理は、どことなく温かみを感じさせ、ミラネーゼをも虜にする。 2024年3月、ミラノ市東南のポルタ・ロマーナ地区にオ...
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2024.08.01
世の中には海人や山人がいて、その人の住む自然環境は遅かれ早かれその人の顔に刻み込まれていくものだ。僕は丘の人だ。大海原を渡る大冒険より、断崖絶壁をよじ登るより、旨いものを口にしている方が好きだ。一般的...
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2024.06.27
世界的なカカオの高騰がイタリアのチョコレート業界を震撼させている。イタリアの製菓業界専門ウェブサイト「ドルチェサラート(DOLCESALATO)」によれば、2024年、イタリアで販売されたイースターエ...
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2024.06.17
北イタリア・ロンバルディア州サロンノにある「アチェティカ(Acetyca)」社は、酢酸菌に特化したバイオテクノロジーの研究と酢酸文化の普及を目的としたベンチャー企業。フードコンサルタントで実業家のパオ...
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2024.05.09