イタリアでマスタードといえば、果物の砂糖漬けを粗めに切ってカラシ入りのシロップに漬けた「モスタルダ」。フランスのそれとは違い、主原料は果物。その深い甘さと辛味を融合させるアナーキーな創造力が生んだ食品だ。
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2022.10.27
古代神殿の遺跡で知られる南イタリア、パエストゥムにあるレストラン「トレ・オリーヴィ(Ristorante Tre Olivi)」。ビーチホテルの宿泊客向けレストランからグルメレストランへのリニューアル...
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2022.09.12
「旨いビールほど人の気持ちを一つにするものはない。人が憂いなく集える場を生んでくれる優れた飲み物がビールなんですよ」こう語るのは、トレント自治県内のビール工房「ビッラ・ディ・フィエンメ」のステファノ・ジルモッツィだ。
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2022.02.28
レンガ造りのモダンな店内に並ぶ、パンや焼き菓子、季節の惣菜。バールコーナーにはあらゆるワインやクラフトビールが揃い、野外にはゆったりと食事を楽しめる広いテラス席――実はここ、ローマ最大のレビッビア刑務所内にオープンしたカフェ&ベーカリー「クッカリーレビッビア(COOKERY REBIBBIA)」である。
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2021.09.09
イタリア人的12月の過ごし方 12月に入ると「師走」の二文字がちらついて、追い立てられるような1カ月を過ごす人も多いのではないでしょうか? イタリア人の12月の過ごし方は、気ぜわしい日本人とは正反対。...
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2019.12.12
世界の潮流をよそに、エスプレッソ一筋を貫いてきたイタリアが、ついに重い腰を上げた。1890年創業のコーヒー会社「コスタドーロ」が、2018年5月、トリノのフラッグショップ内にコーヒーバー「ソーシャル・...
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2018.09.20
「食のバリアフリー」プロジェクトとは 「CUISINE LIBRE(自由な料理)」を提げて、アレルゲンフリー食の啓蒙活動に取り組むフランスの料理活動家ナディア・サミュは次のように語ります。 「ヴィーガ...
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2017.06.06
ミラノに、“SUPERMERCATO DEL FUTURO(未来型スーパーマーケット)”という名称を掲げたコープ(生活協同組合)がオープンしたのは昨年12月。野菜や果物を指差すと、ジェスチャーと音声で...
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2017.05.25
極上の干しイチジクを求め、 イタリア半島のつま先へ コゼンツァ(Cosenza)産ドッタート種のイチジク(ヨーロッパでは保護原産地呼称DOPに認定されている)について知識を深めたければ、クラーティ(C...
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2016.08.30
夏草が香る山のチーズ トレンティーノの高原にある村、ブレントニコ(Brentonico)に住むオラツィオ・スケルフィという男の話をしよう。 彼とは、彼がバルド山(Monte Baldo)で作るチーズを...
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2016.07.25
神から与えられた食べ物 『出エジプト記』の一節、 『モーゼがユダヤ人を率いてエジプトから脱出する際、広い砂漠を横断しなければならなった。人々は食料を持たず、焼けつく太陽の下で飢え死にするくらいならファ...
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2016.06.27
水、粉、オリーブオイル(又はラード)で作るシンプル極まりない食べ物「フォカッチャ」。そんなフォカッチャも現在では地方ごとのバリエーションも多彩にイタリア料理のアイデンティティーを語る上で重要な存在とな...
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2016.05.23