イタリア人的12月の過ごし方 12月に入ると「師走」の二文字がちらついて、追い立てられるような1カ月を過ごす人も多いのではないでしょうか? イタリア人の12月の過ごし方は、気ぜわしい日本人とは正反対。...
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2019.12.12
世界の潮流をよそに、エスプレッソ一筋を貫いてきたイタリアが、ついに重い腰を上げた。1890年創業のコーヒー会社「コスタドーロ」が、2018年5月、トリノのフラッグショップ内にコーヒーバー「ソーシャル・...
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2018.09.20
「食のバリアフリー」プロジェクトとは 「CUISINE LIBRE(自由な料理)」を提げて、アレルゲンフリー食の啓蒙活動に取り組むフランスの料理活動家ナディア・サミュは次のように語ります。 「ヴィーガ...
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2017.06.06
ミラノに、“SUPERMERCATO DEL FUTURO(未来型スーパーマーケット)”という名称を掲げたコープ(生活協同組合)がオープンしたのは昨年12月。野菜や果物を指差すと、ジェスチャーと音声で...
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2017.05.25
極上の干しイチジクを求め、 イタリア半島のつま先へ コゼンツァ(Cosenza)産ドッタート種のイチジク(ヨーロッパでは保護原産地呼称DOPに認定されている)について知識を深めたければ、クラーティ(C...
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2016.08.30
夏草が香る山のチーズ トレンティーノの高原にある村、ブレントニコ(Brentonico)に住むオラツィオ・スケルフィという男の話をしよう。 彼とは、彼がバルド山(Monte Baldo)で作るチーズを...
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2016.07.25
神から与えられた食べ物 『出エジプト記』の一節、 『モーゼがユダヤ人を率いてエジプトから脱出する際、広い砂漠を横断しなければならなった。人々は食料を持たず、焼けつく太陽の下で飢え死にするくらいならファ...
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2016.06.27
水、粉、オリーブオイル(又はラード)で作るシンプル極まりない食べ物「フォカッチャ」。そんなフォカッチャも現在では地方ごとのバリエーションも多彩にイタリア料理のアイデンティティーを語る上で重要な存在とな...
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2016.05.23
豚を縫う技法 「おばあさんは豚肉を縫っていました・・・・」などと言えば、魔法使いのおとぎ話の冒頭かと思われるかもしれない。が、これはsalame cucito(サラメ・クチート=縫い合わせたサラミの意...
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2016.04.28
純白のアスパラガスとの出会い アスパラガスと言えば4月のシンボル。そして収穫は6月まで続けられる。で、僕はそのアスパラガスが特産の村の出身だ。 わが村では「saraceno(サラチェーノ)」と呼ばれる...
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2016.03.22
田舎の食料品店に魅せられて 僕のガイドブック『Il Golosario(イル・ゴロザリオ)※本文末で説明』の話をする前に、まずは僕の故郷の話をしたい。 トリノとミラノの中間に位置するモンフェッラート地...
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2016.03.22