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RECIPE

混ぜて冷凍して3時間。シチリア発祥のアイスケーキ「マンゴーのカッサータ」

パワーオフ・レシピ

2023.07.27

photographs by Daisuke Nakajima

連載:パワーオフ・レシピ

エアコンの使用などで家庭での電気使用量が急増する夏。一人ひとりがエネルギー消費の節約に取り組むことが気候変動抑制につながることから、電気やガスを極力使わず、おいしく作ることができる「パワーオフ・レシピ」をシェフに教わります。電気・ガス代が過去最高水準になっている今、家計防衛術としてもレパートリーに取り入れたいレシピです。

教えてくれたシェフ
東京・中目黒「クオーレアズーロ」大貫浩一さん

イタリア各地の郷土料理を味わえるオステリア、東京・中目黒「クオーレアズーロ」オーナーシェフ。1978年神奈川県生まれ。都内リストランテを経て渡伊。3年間でピエモンテ、マルケなど5州の有名店で研鑽を積む。帰国後、神戸「ファーベル」の立ち上げを経て、2012年現店オープン。22年学芸大学に2号店、カウンターイタリアン「アズリーノ」をオープン。


リコッタチーズが主役のデザート。

3年間のイタリアでの修業時代、北から南、5州のレストランで働きました。その中で、南部のプーリア州、サルデーニャ州は、モッツァレッラやリコッタなどフレッシュチーズで有名な土地。チーズを取り入れた料理もたくさんあります。

カッサータは、イタリア・シチリア発祥の冷製デザートです。伝統的なレシピでは、リコッタチーズ、ホイップクリームを混ぜ、ナッツやドライフルーツを混ぜて冷やし固めて作りますが、マンゴー、レモンの風味を加えて、夏らしくアレンジしてみました。

リコッタチーズの新鮮さを引き立てる、手を加えすぎないレシピなので、夏の暑い日も、火を使わず、さっと作れますよ。

リコッタチーズは使い残しが出やすいので、カッサータに使った残りは、冷製パスタのソースに加えるなどと、酸味とクリーミーな風味を生かして無駄なく活用しましょう。

「マンゴーのカッサータ」材料と作り方

[材料](作りやすい分量)
リコッタチーズ・・・200g
グラニュー糖・・・50g
生クリーム・・・120g
マンゴー(角切り)・・・1個分
リモンチェッロ・・・少量
レモン汁・・・少量

[作り方]
 [1] リコッタと砂糖を混ぜる
ボウルにリコッタチーズとグラニュー糖25gを入れてヘラで混ぜてやわらかくする。

[2] 生クリームを8分立てにする
別のボウルに生クリームと砂糖25gを入れて、泡立て器で8分立てにする。

[3]リコッタと生クリームを混ぜる
を合わせてヘラでしっかり混ぜる。

[4] マンゴーを加えて混ぜる
マンゴー、リモンチェッロ、レモン汁を加え、さっくり混ぜ合わせる。

[5] 冷凍庫で固める
型に詰め、冷凍庫に入れる。3~4時間で固まる。

[6] 盛り付ける
を切り分けて皿に盛り、マンゴーのピュレ※、フルーツ、ミントの葉、粉糖(すべて分量外)を飾る。
※マンゴーを切った切れ端を集め、ミキサー(またはすりつぶして裏漉し)でピュレにする。



◎クオーレアズーロ
東京都目黒区上目黒2-42-12 渋谷ビル1F
☎03-5708-5101
18:00~22:00LO
火曜休、隔週水曜日
各線中目黒駅より徒歩7分
http://cuoreazzurro51.com/

※営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。事前に店舗に確認してください。

(雑誌『料理通信』2015年9月号掲載)

いつもの生活で、エネルギー消費量を減らしてみる
今日からできる気候変動へのアクション

国連広報センターが「SDGメディア・コンパクト」に加盟する日本のメディア有志とともに、気候変動対策のアクションを呼び掛けるキャンペーン「1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」を実施しています。料理通信はこのキャンペーンに参加し、食にかかわる気候変動への取り組みを国内外から紹介しています。

●ActNow! 今すぐできる『10の行動』

「ActNow」は、個人レベルでの気候アクションをグローバルに呼びかける国連のキャンペーン。どんなことが気候変動の抑制に役立つのか、身近な行動を10項目挙げています。「家庭で節電する」では、家庭で毎日の生活のなかのエネルギー消費量を減らすことが気候変動の防止に役立つとされています。

家庭で節電する
私たちが使用する電力や熱の大部分は、石炭や石油、ガスを燃料としています。冷暖房の使用を控え、LED電球や省エネタイプの電化製品に取り替え、冷水で洗濯し、乾燥機を使わずに干して乾燥させてエネルギー消費量を減らしましょう。

(国連・ActNowキャンペーン:気候変動の抑制に対して個人でできる『10の行動』より)
イラスト:Niccolo Canova

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