2018年11月14日(水)開催・終了「海と魚の今とこれから」についてともに考える。
シリーズ「食卓から魚を消さないために」スタート記念MEETUP
2018.10.24
水産資源の減少、マイクロプラスチックによる汚染など、危機的状況が目の前に迫りつつあるなか、海洋資源の保護は、可及的速やかに、かつ永続的に取り組まなければならない課題です。
四方を海に囲まれている日本は、長きにわたってその恩恵に与るうちに、海に魚がいて、季節になればカツオやサンマがやってきて、そして、海には自浄作用があると、過信していたのかもしれません。
近年、そんな過信を覆す事態が明らかになり、警告を目や耳にするようになったものの、なかなか自分事として捉えられていないのが実情ではないでしょうか。
このままでは海が壊れてしまう、魚がいなくなってしまう――という事実を受け止め、危機を回避していくにはどう行動すべきなのかを考えるシリーズをスタートします。
世界的にも認知の高い日本の高度な魚食文化の背景には、海や川や湖沼に囲まれているという地理的要因のみならず、江戸時代まで肉食が禁忌であったという歴史的要因も存在しました。
地理的特質(地形が複雑なため魚種が多い)・民族的特質(器用)から発達してきた日本人の小さく獲って無駄なく細やかに活かす魚仕事は、地球全体の海洋資源の危機を救う上で役立つ可能性も秘めています。
海との向き合い方、魚との付き合い方を、今改めて、未来に向けて学んでいきたいと思います。
導入となる第1回目は、魚を取り巻く現状を知るべく、立場の異なる3人の魚のプロ――
〇漁師から水産庁職員を経て魚食文化の復興のために魚の伝道士として活躍する上田 勝彦さん
〇日本で3漁業者のみというMSC認証を持つ明豊漁業の松永 賢治さん
〇新宿伊勢丹のフレッシュマーケット(生鮮)担当バイヤー 林 真嗣さん
をお招きし、公開鼎談のMEETUPでプロジェクトを始動したいと思います。
Meetup Detail
date: 2018年11月14日(水)18:00~20:00 (17:50開場) 予定
place: 「もうひとつのdaidokoro」
〒170–0013 東京都豊島区東池袋1-8-1 WACCA 池袋5F
Tel: 03-6914-0588
fee : 2,500円(税込)
Capacity : 30名
Condition: The Cuisine Press会員
魚が好きな方、水産資源に関する問題を知りたい方、魚の流通に関わる方等、「魚の今とこれから」について興味のある方向けの内容となります。
Program:
・登壇者による鼎談
・登壇者・上田勝彦さんによるお魚料理、ドリンクを含めた軽食
・フリーディスカッション
Hosted by 株式会社 料理通信社
How to Apply 参加には、会員登録(無料)が必要となります。
下記の申込フォームよりお申し込みください。申込後、イベント受付メールをお送りいたします。
応募締切は2018年11月8日(木)。※応募多数の場合は抽選となります。
2018年11月9日(金)までに抽選結果発表(ご応募いただいた方全員にお知らせメールを送ります)
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