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RECIPE

BBQの新定番に!酒飲みのツボを押さえた「とんぺい焼き」

【アウトドアレシピ】岩倉久恵さん

2026.05.21

BBQの新定番に!酒飲みのツボを押さえた「とんぺい焼き」

photographs by Hide Urabe

連載:アウトドアレシピ

アウトドアの新メニューに加えたい、外でも作りやすく、家でもリピートしたくなる味をプロに習います。今回は、関西でおなじみの鉄板焼きメニュー「とん平焼き」です。串に刺しているのでBBQの変わり種としてもおすすめです。

目次






教えてくれた人:岩倉久恵さん

岩倉久恵さん

ソムリエ、利き酒師。神泉「buchi」、目黒「キッチン・セロ」、渋谷「bongout noh」などを立ち上げ、“女将”として自ら店を切り盛りし、いずれも人気店に。ノンジャルに酒に精通し、造り手との親交も深い。現在は、台東区入谷で日本酒卸問屋が営む立ち飲み、長野松本で日本ワインが飲めるバル、横浜で老舗洋食の新店舗をプロデュース中。


キャベツを蒸して甘味を引き出す

関西ではおなじみの鉄板焼きメニュー「とんぺい焼き」。通常は炒めるところ、豚肉を串に刺して“鍬焼き”にするのが岩倉流だ。「クワ」と呼ばれる道具でプレスしながら焼くことで、表面には香ばしい焼き色が。キャベツと一緒に、薄く焼いた卵生地でくるくるっと巻き、ソースとマヨネーズをたっぷりかければ、お祭りの屋台料理のような楽しさが漂う。

しかしジャンクそうに見せかけて、キャベツを蒸して自然な甘味を引き出したり、木桶で仕込んだ「鳥居食品」の2種類のソースをブレンドし、そこに隠し味として江戸甘味噌を忍ばせシャープな味わいにするなど、味の構成は酒飲みのツボをしっかり押さえている。外の風が心地良いこの季節、BBQの変わり種としても喜ばれそうだ。

「とんぺい焼き」の材料と作り方

[材料]
豚バラ肉(薄切り)・・・2枚(40g)
蒸しキャベツ・・・大さじ山盛り1
卵液※・・・40~50ml
ソース※・・・適量
マヨネーズ、サラダ油・・・各適量
 卵12個に対しバッター液大さじ2を合わせたもの。バッター液は薄力粉1kg、水1.2L、煎った米ヌカ20gの割合で合わせたものを使用。
 鳥居食品の中濃ソースと野菜ソースに江戸甘味噌を少量加えたもの。

[作り方]
[1]豚肉を焼く
串に豚バラ肉を巻き付ける。サラダ油を薄く塗り、余計な油を取った鉄板にのせる。両面をクワかヘラで押しながら焼く。

[2]キャベツを蒸す

[2]キャベツを蒸す

と同時進行で、一口大に切ったキャベツ、塩、水を少量入れて、蓋をして弱火で甘味が出るまで蒸す。

[3]卵生地で巻く

[3]卵生地で巻く
[3]卵生地で巻く
[3]卵生地で巻く

卵液を横長に流し、右端にを並べる。ヘラでクルクルと巻いていく。

[4]仕上げ
器に盛り、ソースをかけ、マヨネーズを斜にかける。

とんぺい焼き

(雑誌『料理通信』2018年9月号掲載/本文はウェブサイト用に一部調整しています)

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