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2018年半ば、大論争の末、大手スーパー2社がレジ袋を有料化して以来、シドニーではプラスチックの無駄使いを止める動きが熱気を帯びている。
学校でも各学期に、休み時間用のお菓子を使い捨て容器やプラスチック製保存袋でなく、洗えるお弁当箱に入れて持ってこようという「ヌードフード・デー」を設けているほど。
そこで注目されているのが“エコなランチサービス”だ。給食がないオーストラリアの小学校では、生徒はお弁当を持って来るか、外部の会社に注文する。2017年10月に「ランチボッツ」を立ち上げたナオミ・アイザックさんは、「当初は使い捨て容器を使おうと思ったが、10歳の息子にたしなめられた」と語る。
メニューもテリヤキチキンライスや、キノコのシュウマイなどヘルシー志向だ。「おいしいし、環境のためにヌードフードはやっぱり正解だと思う」(5年生の女子)と生徒にも好評。容器を毎回洗うのは大変だが「先生や親の理解も深まって、徐々に売り上げを伸ばしている」とアイザックさんは意気込む。
(『料理通信』2019年3月号/「ワールドトピックス」より)
◎ The Lunchbots
www.thelunchbots.com.au
使用した容器は児童たちが回収してランチボッツに返却するtext & photograph by Akiko Mori Ganivet
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