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India[Chennai]

南インド発 新調理法の鍵は“ワビ”と“カイゼン”

Jan 15, 2019

  • インドの家庭に必ず1つはある、圧力鍋を利用した新調理法が注目を集めている。その名もOPOS(オポス)。“One Pot One Shot”=鍋1つで一度に調理できるという意味だが、単に材料を鍋に投げ込むのではない。

    南インド・チェンナイ在住で元エンジニアのB・ラーマクリシュナンさんが、日本の“ワビ”精神を取り入れ、複雑な工程のインド料理のレシピを極限までシンプルにした上で、“カイゼン”活動で検証・修正を重ねてシステム化した、「誰でも、どこでも、いつでもヘルシーでおいしい料理が簡単に失敗なく作れる」調理法だ。

    2リットルの小さな圧力鍋を使い、IH やガスなど各家庭で異なる熱源の火力を統一して、調理環境を“標準化”し、最小限の水分で強火のまま5~10分調理をする。カレー、炒め物、パスタなども驚くほど短時間で仕上がる上、スパイスや塩分、油も少量で済む。2018年1月に出版された電子版レシピ本はベストセラーとなった。どの国の料理にも応用可能なOPOS調理法。今後の広がりに期待したい。

    (『料理通信』2018年12月号/「ワールドトピックス」より)

    ◎ POS Cookbook : 5 minute magic (kindle edition)
    Ramakrishnan B著、Amazon刊
    Kindleストアで購入可 1000円
    OPOS調理器具サイト https://oposkit.com

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