パオロ・マッソブリオ

革新的な美味を追求するチーズ界の世界的スター
革新的な美味を追求するチーズ界の世界的スター
Vol.64 エミリア・ロマーニャ州のチーズ洗練士

たとえば、山羊チーズを蜜蠟でコーティングし1年熟成させると、バターのような質感が生まれる。チーズを熟成させるだけでなく、人間の「創造力」を付加して新たな価値を生む、それがアッフィナトーレ(チーズ洗練士)だ。

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2022.12.22

アナーキーな創造力が生んだ砂糖漬けの果物が主役のマスタード
アナーキーな創造力が生んだ砂糖漬けの果物が主役のマスタード
Vol.63 ロンバルディア州クレモナのモスタルダ生産者

イタリアでマスタードといえば、果物の砂糖漬けを粗めに切ってカラシ入りのシロップに漬けた「モスタルダ」。フランスのそれとは違い、主原料は果物。その深い甘さと辛味を融合させるアナーキーな創造力が生んだ食品だ。

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2022.10.27

vol.7 カラブリア州 コゼンツァ産ドッタート種の干しイチジク
パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内
vol.7 カラブリア州 コゼンツァ産ドッタート種の干しイチジク

極上の干しイチジクを求め、 イタリア半島のつま先へ コゼンツァ(Cosenza)産ドッタート種のイチジク(ヨーロッパでは保護原産地呼称DOPに認定されている)について知識を深めたければ、クラーティ(C...

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2016.08.30

vol.6 トレンティーノ=アルト・アディジェ州ブレントニコのプリモ・フィオーレ
パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内
vol.6 トレンティーノ=アルト・アディジェ州ブレントニコのプリモ・フィオーレ

夏草が香る山のチーズ トレンティーノの高原にある村、ブレントニコ(Brentonico)に住むオラツィオ・スケルフィという男の話をしよう。 彼とは、彼がバルド山(Monte Baldo)で作るチーズを...

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2016.07.25

vol.5 シチリア州マドニエ地域のマンナ
パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内
vol.5 シチリア州マドニエ地域のマンナ

神から与えられた食べ物 『出エジプト記』の一節、 『モーゼがユダヤ人を率いてエジプトから脱出する際、広い砂漠を横断しなければならなった。人々は食料を持たず、焼けつく太陽の下で飢え死にするくらいならファ...

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2016.06.27

vol.4 リグーリア州レッコのチーズ入りフォカッチャ
パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内
vol.4 リグーリア州レッコのチーズ入りフォカッチャ

水、粉、オリーブオイル(又はラード)で作るシンプル極まりない食べ物「フォカッチャ」。そんなフォカッチャも現在では地方ごとのバリエーションも多彩にイタリア料理のアイデンティティーを語る上で重要な存在とな...

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2016.05.23

vol.3 ピエモンテ州アレッサンドリアの“縫い合わせた”生サラミ
パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内
vol.3 ピエモンテ州アレッサンドリアの“縫い合わせた”生サラミ

豚を縫う技法 「おばあさんは豚肉を縫っていました・・・・」などと言えば、魔法使いのおとぎ話の冒頭かと思われるかもしれない。が、これはsalame cucito(サラメ・クチート=縫い合わせたサラミの意...

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2016.04.28

vol.2 ヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパのホワイトアスパラガスと茹で卵、そして白ワイン
パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内
vol.2 ヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパのホワイトアスパラガスと茹で卵、そして白ワイン

純白のアスパラガスとの出会い アスパラガスと言えば4月のシンボル。そして収穫は6月まで続けられる。で、僕はそのアスパラガスが特産の村の出身だ。 わが村では「saraceno(サラチェーノ)」と呼ばれる...

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2016.03.22

vol.1 僕が『イル・ゴロザリオ』を作った理由
パオロ・マッソブリオのイタリア20州旨いもの案内
vol.1 僕が『イル・ゴロザリオ』を作った理由

田舎の食料品店に魅せられて 僕のガイドブック『Il Golosario(イル・ゴロザリオ)※本文末で説明』の話をする前に、まずは僕の故郷の話をしたい。 トリノとミラノの中間に位置するモンフェッラート地...

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2016.03.22

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