米国では「超加工食品(ultra-processed foods)」の悪影響が、最近ますます注目されている。食品添加物、人工甘味料、着色料などを多用し、工業的に製造された原材料で作る食品の過剰摂取は、肥満、糖尿病、がんなどのリスクを高める可能性がある。

リジェネラティブ農業で育てる穀物で、超加工食品に対抗する人気ベーカリー America [New York]

パンラボ池田浩明さん、南八ヶ岳「トリュフベーカリー」のラボに潜入! 「パンの道の駅」メイキングオブ【番外編】
東京・門前仲町の人通りの少ない道の一角から、エキナカ展開で急成長を遂げたトリュフベーカリーが、2025年7月、製造拠点を東京から山梨・南八ヶ岳へ移した。背景にあるのは、コロナ禍で露呈したベーカリー業界の構造的課題と職人の創造性の回帰。店舗営業は週末3日、あとは全26店舗の商品開発・研究を担うラボになる。なぜ今、人里離れた地方へ?その舞台裏に「パンラボ」の池田浩明さんが迫ります。
連載、福岡・川崎町「パンの道の駅」メイキングオブ、今回は番外編です。

将来のキャビアの価格に影響が?養殖コスト削減につながるチョウザメ雌雄判別技術 Spain [Basque]
これまでチョウザメの養殖では、生れてから8~9年経ってから、エコーで卵巣の有無を確かめていたが、2025年、バスク州の海洋研究機構であるアスティ(AZTI)が、チョウザメの雌雄を2〜3年で判別する方法を開発した。

ビールの泡、ラングスティーヌの爪・・・副産物に命を与える料理人の発酵調味料ブランド Norway [Oslo]
北欧ではここ数年、発酵文化に注目が集まっている。麹や発酵調味料を扱うレストランが増え、家庭でも発酵に挑戦する人が増加している。

軽い食感が後を引く「オーツクッキー」 フェーズフリーな食材レシピ:オートミール
「いつも」と「もしも」をつなぐ“フェーズフリー”な食材の活用法を紹介する連載。今回はオートミールとナッツをたっぷり使った「オーツクッキー」です。栄養価が高く、朝食や小腹を満たすのにもおすすめです。

世界No.1レストランのシェフが、自家菜園で採れた食材で作るエピスリーライン France [Paris]
ビオディナミ農法の広大な自家農園産の食材を使い、レシピはレストランの研究開発チームが手がけるエピスリーライン「ノワイヨー(NOYAUX)」が誕生。ビネガーベースの香味料やコンフィチュールなど食材ありきの少量生産だ。

生命保持に不可欠、だから自然なものを「海塩」 [東京]未来に届けたい日本の食材 #55
1971年、日本伝統の塩田が全廃され、塩化ナトリウム99%以上の高純度塩しか選べない時代が30年以上続きました。しかし、そのなかにあって塩田の全廃を機に日本の伝統的な自然海塩を求め、草の根的に運動を展開したグループがありました。活動の流れの中で1976年には伊豆大島に製塩試験所が開設され、その成果として、「海の精」が誕生します。伊豆大島に寺田牧人社長を訪ねます。

“冷たい犬”に“死んだおばあちゃん”――独特なネーミングの東ドイツ懐かしの味がカムバック! Germany [Berlin]
第二次世界大戦後、1949年から1990年までしか存在しなかったドイツ民主共和国(通称東ドイツ)。30年以上前になくなった国の料理に、今、注目が集まっている。

フライパン一つで簡単! 素材の甘味と旨味を感じる「夏野菜のフリカント」 プラントベースの始め方54
肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」を作る“プラントベース(Plant Based)”な調理法をシェフに教わります。今回は、フライパン一つで作れる「夏野菜のフリカント」。野菜のおいしさがぎゅっと詰まっています。

83歳。飴づくりは恋愛と一緒、熱しやすく冷めやすい。だから技術と体力がいるんだよ。 生涯現役|静岡・ 片羽町「望月茶飴本舗」望月功
高校卒業後、初代である父の元で茶飴づくりを始めた2代目。静岡産のやぶきたの抹茶を使った茶飴を製造。長年続けるクラリネットで吹く静岡民謡「ちゃっきり節」は、殿様のかつらを被り、「はっぴー茶んす」と書かれた法被を着て演奏する姿がメディアなどでも紹介された。

貨物船をリノベーションした水上レストランで、廃棄物ゼロの厨房を目指す England [London]
かつてはうらびれた工業地域だった東ロンドン、ハックニー・ウィック。ロンドン五輪以降は、クラフトビールの醸造所やゼロウェイストのレストランが次々オープンし、今やロンドンのトレンドの発信地だ。

豆とゴマの濃厚な味わいに驚く「スパイシートマトのせフムス」 フェーズフリーな食材レシピ:ヒヨコ豆
「いつも」と「もしも」をつなぐ“フェーズフリー”な食材の活用法を紹介する連載。今回はヒヨコ豆を使ったイスラエルの定番料理「フムス」です。スパイシーなトマト炒めとの相性が抜群です。

イタリア人フードブロガーたちが立ち上げた、パレスチナを支援するレシピブックプロジェクト Italy [Piemonte]
「パレスチナの人々のために何かできることはないか」そんな想いに駆られて集まったイタリアの女性フードブロガー5人が、「ココメロ・プロジェクト」を立ち上げた。

【食のプロの台所】季節の移ろいを感じる居場所 「antiques BAGATTO」塩見奈々江
築150年の古民家を改修して完成したのは、古きイタリアの農家を思わせる空間。塩見奈々江さんの台所を訪ねました。