2024年10月末に起こったバレンシア県での大洪水。2カ月以上経つ今も通常の生活に戻っていない地域が多い中、食料の寄付と配給をデジタルで効率化したスタートアップが提供するプラットフォームが活躍している。
災害時の食料配給も効率的に。寄付のロジスティックを簡易化するプラットフォーム Spain [Madrid]
20年に及ぶフィールドワークが生み出すネパール料理の新しい世界 東京・豪徳寺「OLD NEPAL」本田遼
ネパールに魅了され、通い続けて20年弱。東京・豪徳寺のレストラン「オールド ネパール」の本田遼さんは、料理が“気候風土(土地)×民族(人)×歴史(時間)”の上に築かれることを深く知る料理人だ。
呑兵衛が毎年仕込む「レモンサワーの素」 スローレシピ
時間をかけて、料理すること自体を楽しむ。時短とは真逆の価値観の先に待つとびきりの味を紹介する連載「スローレシピ」。今回は、呑兵衛絶賛の超人気レシピ「レモンサワーの素」です。爽やかな酸味でぐいぐい進みます。
濃い旨味にこだわった造り 「醸造酢」 [東京]未来に届けたい日本の食材 #48
醸造酢の蔵は西日本に集中していて、東日本には数えるほどしかありません。
東京で唯一の酢の醸造蔵で造られているのが江戸前のすし職人たちが愛用している「赤酢」です。
東京(江戸)の味覚に合う、濃い旨味を持つ酢は今や海外でも人気に。4代目社長、横井太郎さんを訪ねます。
ふんわり、嫌みのない旨味「自家製かまぼこ」 【DIYレシピ】「煮炊屋 KINSAI」
普段買っている食べ物を、シンプルな材料と道具で作る「DIYレシピ」。今回は、日本酒のお供につまみたくなる「かまぼこ」。シンプルな材料で、手作りならではの優しい旨味が楽しめます。
日本食ブームが加速するロンドンにすし&和食調理学校が開校 England [London]
2024年9月、西ロンドンのホワイトシティーに、東京・世田谷区の「東京すし和食調理専門学校」が分校を開校して話題だ。「日本食を学びたいが、日本語がわからない」というプロから料理愛好家までが、週4日6カ月のフルタイム・コースに通う。
料理、工芸、アートを通してベトナム北部少数民族の文化を体験するレストラン Vietnam [Hà Nội]
ベトナムには53の少数民族が存在し、中でも主要な4つの民族の料理を体験できるレストランがハノイに誕生。「料理は誰もが理解できる言語」という考えのもとベトナムの習慣や伝統など文化的アイデンティティを料理で表現する。
81歳。「余計なことは一切考えない。今、元気であればそれでいい」 生涯現役|「おむすび てしま」手島弘子
米屋の娘に生まれ、米の卸問屋の夫と結婚。家業を継ぐ。米の販売だけでは先細りになるからという夫とともに、1968年(昭和43年)頃、焼きたらこ、梅、おかかといったスタンダードな具材から米屋のおむすび屋を始める。
飽くなき探求心で「飛び切り旨いもの」を集めるフードスカウト Vol.76 カラブリア州ロンゴバルディ村の食品セレクトショップ兼オステリア
カラブリアという世界の片隅で正真正銘生産された「シンプルでも飛び切り旨いもの」を体感するために、住人50名ほどのカラブリアの小さな村まで客を呼ぶ店がある。店主は「きれいで旨いもの」への情熱から、利益は度外視で優れた食材の後押しをしてしまう、真の意味での「フードスカウト」だ。
【ようこそ発酵蔵へ】「自然生え」の伝統製法を守り続けて。「ねさし味噌」 徳島・阿波「三浦醸造所」
は幕末の頃から味噌作りを生業とする徳島・阿波「三浦醸造所」へ。「ねさし味噌」と呼ばれる豆味噌が地域の味となっています。
栄養価が高くてサステナブル。食用カタツムリは未来の重要な食糧となるか? Sweden [Vingåker]
金融業界での長いキャリアを捨て、スウェーデンで唯一の食用カタツムリ農園を立ち上げたカリーナ。母国ベルギーでは年間275トンのカタツムリが食されるが、スウェーデンのレストランでは缶詰ものしか使われていなかった現実に、市場のポテンシャルを見出した。
“日本を経由したインド料理”を大阪・梅田から発信。世界を虜にする日本のソフトパワー 「WORLD FOOD MARKET」第3弾
「世界の食」を消化し、昇華してきた日本のソフトパワーを食い倒れの街、大阪・梅田で体験できるイベントが開催された。テーマは「インド」。成長著しい国の食を、大阪・京都・東京のプレイヤーたちが表現した2日間をリポートする。
絹のようななめらかさを追求 イタリア人パティシエ 「LESS」 ガブリエレ・リヴァさんのパネットーネ 進化するパネットーネ
イタリア生まれのパネットーネが世界に広がり、日本でも著しい進化を見せています。
世界各国で暮らし、それぞれの土地に合うパネットーネを作ってきたガブリエレさん。日本に暮らしてどんな進化が加わったのでしょうか。
家で気軽に王道イタリアン!「オトナノイザカヤ中戸川」に教わるワインがすすむみそ使い
本格イタリアンと和の惣菜でワインを楽しめる「オトナノイザカヤ中戸川」。和の発酵調味料をさらりと使いこなし、イタリア料理の王道に着地させる中戸川弾シェフのみそ使いを教わります。