世界に共有したい日本発の食のリスト「EARTH FOODS 25」を多文化シェフはどう料理する? 大阪・関西万博リポート

4月13日に開幕した大阪・関西万博で、日本発の食文化やアイデアを世界に共有するためのリスト「EARTH FOODS 25」が提示されている。リストに選ばれた食材を使った料理を5人のシェフが考案。日本の食は世界でどんな役割を果たせるのか、3人のシェフにインタビューを試みた。

2025年の食トレンドを体現。モンマルトル発、食とアートが融合する話題のビストロ France [Paris]

2025年、レストラン予約サイト「The Fork」が予測する「食のトレンド」のひとつに、「メニューの選択肢を絞り、ボリュームたっぷりの料理を良心的な価格で提供するビストロ」を挙げた。その代表的な存在ともいえるのが「ラルマナック・モンマルトル」。

エンジニアの最適化技術で作るチーズ チーズ職人「ボスケソ・チーズラボ」是本健介

航空宇宙工学の博士号を持つ。自動車や航空機エンジンの開発から一転、チーズ作りへと転身した。エンジニアとしてのものづくりの考え方、実験計画法の概念をチーズ作りに応用。
科学的アプローチによって確実にチーズのクオリティを上げていった。志すのは地域を取り結ぶようなチーズのあり方だ。

山地酪農で育てた野草牛の生乳の味
岩手「田野畑山地酪農牛乳 milk port NAO」
地方のチーズ工房

日本の柔らかい水と草で育った牛のミルクを使い、土地の菌で醸す国産チーズ。かつての豆腐屋さんのように、作りたてのチーズを地元の人に提供する、”おらが街のチーズ工房”を紹介します。日本に多い中山間地の傾斜を活用した山地酪農で育てた生乳でチーズを造る岩手のチーズ工房「田野畑山地酪農牛乳 milk port NAO」です

プラントベースの始め方01 ヴェネトのおばあちゃんの日常食「キャベツの茹でスープ」 大阪 「オステリア ラ チチェルキア」

健康や環境への配慮から、植物性の食材を主体とする“プラントベース”な食事法が注目されています。肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」料理を作る知恵は、世界各地に存在します。身近なレシピからおいしくプラントベースを始めるヒントを紹介します。