プラントベースの始め方04 ペルー庶民の屋台のおやつ。スパイス×根菜ドーナッツ「ピカロネス」 「荒井商店」荒井隆宏シェフ

健康や環境への配慮から、植物性の食材を主体とする“プラントベース”な食事法が注目されています。肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」料理を作る知恵は、世界各地に存在します。身近なレシピからおいしくプラントベースを始めるヒントを紹介します。

オリジナルの野菜も夢ではない 西洋野菜
[長野]未来に届けたい日本の食材 #45

変わりゆく時代の中で、変わることなく次世代へ伝えたい日本の食材があります。手間を惜しまず、実直に向き合う生産者の手から生まれた個性豊かな食材を、学校法人 服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長、服部幸應さんが案内します。 2024年10月4日、服部幸應様がご逝去されました。長きにわたり、本連載の案内役を務めていただき、多大なるご尽力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。ここに謹んでお悔やみ申し上げます。料理通信社 一同

使い捨てより、繰り返し使えるプラスチック容器をレンタル。テイクアウトの常識が変わる! Norway [Oslo]

ノルウェーの首都オスロにあるフードコートで、今年6月からスタートしたテイクアウト用容器のレンタルサービスが好評だ。紙製の容器を使い捨てるより、プラスチック容器を循環利用することで焼却による温室効果ガス排出量を抑える試みだ。

日本茶の新領域「生ボトルティー」に未来を懸ける。 「冬夏 tearoom toka」奥村文絵

その液体を口に含んだ途端、思わず目を見開き、息を止め、ひと呼吸置いてからそっと喉の奥に送り込む。というのが、ボトルティー「冬夏青青(とうかせいせい)」を初めて飲んだ時の多くの人の反応だ。無意識のうちに丹念に味わおうとさせる性質が液体自体に備わっている。手掛けたのは、京都市上京区で「日日 gallery nichinichi」と「冬夏 tearoom toka」を営む奥村文絵さん。農薬と化学肥料を使わない農法による単一品種の茶葉と京都の水だけで仕上げた非加熱抽出の煎茶、その素性の根底にあるのは、「日本茶を通して都市と里山をつなぎ、自然資本に対する人々の意識を喚起したい」との思いだ。銘柄よりも茶樹の個性を。慣習よりも未来への可能性を。それを体感してもらうための一滴である。 (2023年3月に掲出した記事の再掲載です)

1日で漬かる発酵食品。スープのように食べられる「水キムチ」
パワーオフ・レシピ

エアコンの使用などで家庭での電気使用量が急増する夏。一人ひとりがエネルギー消費の節約に取り組むことが気候変動抑制につながることから、電気やガスを使わなくてもおいしく作ることができる「パワーオフ・レシピ」をシェフに教わります。暑い日に台所で火を使いたくないときはもちろん、知っておくとガスや電気が止まった災害時やアウトドアでも役立ちます。電気・ガス代が過去最高水準になっている今、家計防衛術としてもレパートリーに取り入れたいレシピです。 (2023年7月に掲出した記事の再掲載です)