78歳。「お客さんが待ちゆうと思ったら、日々の歯車が勝手に回転するがよ」 生涯現役|高知・南国市「パン工房フォンティーヌ」清水一郎

人気のカレーパンは毎日、平均100個は仕込んで週末のイベントに備える清水一郎さん。長年大手製パン会社の工場勤務を経て、57歳で独立。地域のインフラにパンを置いてもらい、イベントも積極的に出店。大事なのは、本音で生きること。

デュカスの右腕ロマン・メデールがついに独立!「プレヴェル」で見せる新たな挑戦 France [Paris]

アラン・デュカスの右腕として「プラザ・アテネ」をミシュラン三ツ星へと導き、グループ内の数々のレストランを率いてきたロマン・メデール(Romain Meder)が、2025年4月、待望のオーナーレストラン「プレヴェル(Prévelle)」を、パリ7区サン=ドミニク通りにオープンした。 料理は、デュカスと共に一貫して追求してきた「ナチュラリテ(自然主義)」の哲学を継承しながら、より洗練され、自由な発想が際立つ。食材のエッセンスを抽出・凝縮して旨味に奥行きを持たせたり、従来のフォンに頼らず、野菜や海藻をベースにしたブロスを多用するなど、素材本来の力を引き出す工夫が随所にみられる。

「国産小麦」のその先へ。地元の畑とパンをつなぐ、愛知のローカル製粉所 「パンの道の駅」メイキングオブ 第3回

パンの研究所「パンラボ」を主宰する池田浩明さんが土地が育むパンを探求します。目指すは2028年にオープンする福岡県川崎町「パンの道の駅」のプロデュース。今回は革新的な製粉を行うローカルミルが地域で果たす役割について

シドニー発 レストランとコラボした五感で楽しむ高級キャンドル Australia [Sydney]

大豆由来のソイワックスを使った上質な流し込みキャンドルで、一躍人気となった「ハンター・キャンドルズ」。淡水魚の脂肪をソイワックスと共に溶かし、魚臭さのない川の香りをイメージした「フィッシュ・ファット」キャンドルなど、レストランとのコラボ商品が特長だ。

ワンランク上のグルテンフリーパンに挑戦。花酵母でふわっと焼く「ひよこ豆 × 米粉パン」 ヴィーガンパンレシピ 東京・恵比寿「オーガニックジャンキー」

ヴィーガンパン専門店の登場とともに、植物性の食材のみで作るパンのレシピが注目されています。動物性の旨味や油脂によるマスキングがなく、発現性を高めたい素材の味がダイレクトに伝わるというメリットを生かし、パン好きも満足するヴィーガンパンを焼く、職人たちの知恵と工夫に迫ります。 今回はオーガニックレストランのシェフが作る、グルテンフリーの米粉パン。

鶏を明るく元気にする循環農法の堆肥「オーガニック卵」 [山梨]未来に届けたい日本の食材 #53

3000m級の山懐に抱かれた黒富士農場は、日本で初めて有機JAS認証を受けた「リアルオーガニック卵」の故郷です。
豊かな自然の中で、3万羽の鶏たちが平飼い放牧でのびのびと育てられ、元気な卵を産んでいます。30年以上前からオーガニック卵の生産に取り組んでこられた向山茂徳会長にお話を聞きました。

地域ぐるみの循環型工房
埼玉「秩父やまなみチーズ工房」
地方のチーズ工房

日本の柔らかい水と草で育った牛のミルクを使い、土地の菌で醸す国産チーズ。かつての豆腐屋さんのように、作りたてのチーズを地元の人に提供する、”おらが街のチーズ工房”を紹介します。地域資源を生産者同士で循環させてチーズを作る、秩父のチーズ工房です