シェフや料理家から愛される長野県佐久市の農家・長谷川純恵さんが罠猟の免許を取得した。そう聞いて、彼女を知る人は驚くに違いない。およそ猟とは縁遠いイメージの人だから。農家を訪ねると、野菜よりも鹿や猪の話題になる。それが昨今の実情だ。
農家自ら鹿を獲り、解体の術を習得する。鹿と人との関わりを考えるフィールドワーク
シェリーを飲み慣れたスペイン人の味覚に「古酒」で切り込む日本酒インポーター Spain [Jerez de la Frontera]
フェラン・アドリアが日本の食材に注目し始めたのをきっかけに輸入が増え、「獺祭」や「真澄」の大ブレイクを経て、スペインでの認知度が急激に高まっている日本酒。今、注目を集めているのが日本酒の“古酒”だ。
DIYレシピ02 好きな魚で“ツナ”を作る 東京・神泉「オルランド」小串貴昌シェフ
普段買っている食べ物を一から作って楽しめるDIYレシピ。天日に干したり、発酵させたり、自然の力にゆだねるレシピは、人間本位ではない生き方を学ぶ処方箋。シンプルな材料と道具で作れる自家製アイテムをシェフに教わります。
農業を変える。「微生物ネットワーク農法」の野菜 [神奈川]未来に届けたい日本の食材 #46
上にも横にも勢いよく、ぐんぐん伸びる野菜たち。肥料も農薬も使わず、土の中の微生物を活用し、野菜と微生物が共存共栄する「微生物ネットワーク農法」に取り組む「ぽんぽこファーム」の中村隆一さんを訪ねました。
“アジアの西洋料理を出す食堂”が開いた“世界のどこかにあるかもしれない社員食堂” Germany [Berlin]
世界中の社員食堂を参考に、世界のどこかにあるかもしれない社員食堂として今年8月ベルリンにオープンした「DASHI Canteen(ダシ・カンティーン)」が好評を博している。
食通ミラネーゼの間で話題。青果の目利きがタッグを組んだ“素材が主役”のレストラン Italy [Milano]
長年、野菜や果物をミラノ中央市場に納入する目利きがポルタ・ロマーナ地区に、とびきり新鮮な食材を使ったレストランをオープン。新進気鋭の若手シェフがオープンキッチンで腕をふるう。
日本の地方旅館の未来を描こう。熊本・黒川温泉に「地域のパン屋」誕生。
2024年9月30日、熊本県阿蘇郡南小国町の黒川温泉街に、パンとコーヒーの店「アウパン&コーヒー」がオープンしました。コンセプトは「地域のパン」。プロデュースしたのは、徳島・神山町で農業を柱とした地域活性を手掛けてきた株式会社フードハブ・プロジェクトです。
〆まで旨い。火にかけるだけで完成する「鶏とジャガイモのローズマリー風味焼き」 アウトドアレシピ
アウトドアの新メニューに加えたい味を人気店に習う連載「アウトドアレシピ」。今回はひと鍋に仕込み火にかけるだけで完成する「鶏とジャガイモのローズマリー風味焼き」。〆のピラフも絶品です。
初秋の茨城食材巡り。10人のシェフが生産者から学んだこと。
全国でも有数の農業国である茨城県には、恵まれた環境と、時代の変化に応じた工夫と努力を重ねる生産者がいる。例年にない猛暑に見舞われた2024年夏。9月を過ぎてもなお、真夏のような日差しが照り付ける中、都内10軒のシェフと共に、彼らのもとを訪ねた。
11月8日(金)よりフェア開始。 茨城の秋の食材に生命を吹き込む、シェフ10人の発想。
今年9月、都内10人の実力派シェフたちが、栗、サツマイモ、しらす、そば、銘柄豚肉、茨城県の豊かな秋の食材を視察し、料理のアイデアを膨らませました。菓子、フレンチ、イタリアン、中国料理、イノベーティブの料理人が、生産者や食材のどこにフォーカスし、どんなメニューを生み出したのか。11月8日(金)より提供が始まるメニューに迫ります。
K-POP、SHOGUNに続く!?ガストロノミー界におけるアジアの現在地
昨今、アジア勢の活躍が目覚ましい音楽、映画業界に続き、ガストロノミー界でもアジアのシェフたちの存在感がじわじわと高まっている。今年9月、栃木県日光に集結した香港、韓国、日本を拠点とするシェフたちの言葉から、世界のガストロノミーにおけるアジアの現在地を探る。
質の高さで注目を集めるベトナム産カカオ。ビーン・トゥ・バーブランドも続々誕生 Vietnam [Ho Chi Minh City]
近年ベトナムでは、国がカカオ生産を奨励し、生産から製造まで一貫して行うベトナム産ビーン・トゥ・バー(bean to bar)チョコレートが続々と誕生している。
臭みがなく、形も食感も自由自在「自家製こんにゃく」 【DIYレシピ】「お酒と料理 えいよう」清水峰夫さん
普段買っている食べ物を、シンプルな材料と道具で作る「DIYレシピ」。今回は、「こんにゃく」です。工程はシンプルで、形も食感も自由自在。臭みがないのでどんな料理にもアレンジできます。
食材も熱源も森から調達。自然派シェフのイノベーティブな調理テクニック 軽井沢「MANO」西本竜一
子どもの頃から“森と料理”に一直線。初めて手に取った本は山菜図鑑。薪火調理を学ぶためスペインへ渡り、帰国後は薪の製造販売を手掛ける会社に入社と、一貫して森への習熟度を上げてきた料理人の卓越したテクニックに注目!