自然と自分の間に境界線のない男 アブルッツォは山海に囲まれ、手つかずの素晴らしい自然に浸れる地域。人々はたくましく優しく、彼らに交じって古くからそのまま残る伝統を体験することが未だ許される、イタリアで...
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2020.07.30
懐かしの苦味系柑橘フレーバーの炭酸飲料 僕には炭酸飲料を飲む習慣はないのだが、バールに入って何を頼むかすぐに思いつかない時があるだろう? そんな時に注文するのがキノット(chinotto)だ。 キノッ...
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2020.06.29
トスカーナ生活に欠かせない完璧なマリアージュ 「カントゥッチ」と「ヴィン・サント」。 トスカーナ生活と聞いてすぐに思い浮かぶ代表的なお菓子とワインの名だが、ほとんど二つ一組で用いられて切断不能にすら思...
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2020.05.28
困難は創造力で乗り越える ロックダウン、隔離生活、マスク、感染者数、そして世界レベルの景気後退。新型コロナウィルスの感染拡大により困難な状況におかれた今の僕たちにとって、日々、耳にするこれらの言葉には...
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2020.04.30
人口200人の集落の一軒のバールから あるウィットに富んだ英国人がこう言った。 「旨いマティーニを作るには、グラス一杯分全体をジンで満たし、イタリアの方角に立ってシェイクすればいい」 ヘミングウェイな...
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2020.03.26
ルネサンス期から珍重されていたイタリア産キャビア キャビアを前に、見て見ぬ振りは出来んだろう。なんと言っても高級食材じゃないか。 「キャビア」と耳にして、ロシアの君主ツァールの宮廷で大広間の扉がパーッ...
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2020.02.20
標高1300メートルに佇む村に自分たちのパラダイスを見出した2人 アルト・アディジェ州内にあるステルヴィオ国立公園は、緑豊かな森林に渓流が泡立ちながら涼やかに流れ、尾根には季節ともなるとバラエティー豊...
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2019.12.19
建設業から農業に転身した一家3代の物語 豚というのは、人と関わるようになってから汚い動物になったのであって、野生動物だった頃はとても清潔な動物だったと誰かが言っていた。 豚が汚れ一つない動物だったかど...
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2019.10.31
メキシコで出合った眩い紫色の液体、その正体は……。 植物学と旅行が何より大好きという少女が、19歳の時にメキシコを目指して旅立った。彼女の名はマルゲリータ・ディヴィッカロ(Margherita Div...
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2019.09.30
世界最高を誇るアンチョビーはイタリアにあり マリーナ・ディ・ピショッタ(Marina di Pisciotta)村の小さな漁港から船出したのは、さすがにピークオッド号ではないし、追う獲物も白鯨でもない...
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2019.07.26
花の開花を追いかけ、移動するさすらいの養蜂家 「移動は、全員が巣箱に戻っている夜でなければなりません。トラックに載せて、夜明け前に到着しないと、彼らは異変に気づいて逃げようと一斉に巣穴に殺到して、窒息...
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2019.07.01
年々、注目度が高まる「長命で山育ちのスプマンテ」 僕の心に最も深く刻み込まれた地域の一つにトレンティーノがある。この地を訪れる時はいつも駆け足になってしまうが、それでも険しい山々の頂き、荒々しい自然、...
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2019.05.30